香港

ウェールズ旅行からの続きです。
<4/11@1stDay =怒涛の香港初日=>

さて、そもそもウェールズ旅行になぜ香港がくっついているかというと……
アジア系の航空会社で行くと,直行便じゃなくてどこかで乗り継ぎって形になるのがほとんど。
75時間までだっけかな?乗り継ぎの地に宿泊できるのは。
ヒースロー〜香港〜関空の乗り継ぎがスムーズになくて、次の関空行きの飛行機が来るまで
香港に2泊することに。

さてさて香港着。
ロンドンも、香港も、どこでもな〜い♪何千の夜を越えて行こーよ♪By:GoingUnderTheGround
このフレーズが私の頭を支配する。チョット前にイギリスから返還された土地、香港。
当たり前だけど、イギリスよか暑い。何もガイドブックとか調べていなかったのでワケ分からず。
空港インフォメーションの地図を手当たり次第にゲット。
出口付近で右往左往しているところ,日本人二人組みの男の子を発見。
声を掛けて,「地球の歩き方」の宿のページをノートに写させてもらいました。図太い?
空港のあるランタウ島を出てホンコン島へ。バスの表示が漢字なのでちょっと大変。
だって読みにくい字ばっかりだもん。おかげで降りるバス停を1つ間違えた。
インフォメーションに行くまでどえらい苦労。
その途中,ウェールズでは見たことのない光景を見た。
足元に箱を置いて物乞いをしている人。ここは大都会。そこに住む人々に上下の格差は当然か。
ちょっとやるせない気持ちになった。

飛行機での疲れと荷物の重さでフラフラ。なんとかインフォメーションに到着した私達は
いつものようにYHを手配しようとしたら,係員に自分達で電話連絡するようにと言われ。
う〜ん、こういう英語が今までに通じたことなかった(むしろヒアリングできなかった)からな〜、
ビミョ〜だな、と思っていた矢先,「よかったら私の携帯電話使ってちょうだい」と
白人の女の人が声を掛けてくれました。すると同じく白人の,男の人が
「そこのYHに行くのかい?そこはよした方がいいよ。何てったってココから遠いし,周りに何もないし
退屈するよ。そんな所よりココ(地名忘れた)がいい!ここなら安い宿はもちろん
バーもあるしレストランもあるしお土産だって色々揃うしショッピングが楽しいし
もうとにかくベリーベリーエキサイティング!〜(以下略)」と
プァ〜〜ッとまくし立ててくるではないか。コイツは何者?
この白人の男女,夫婦だった。日本人の友達が来るので日本人むけのガイドを探しに来たとか。
スティーブとシャーリー。ボケとツッコミのような夫婦でとてもいい人達でした。
バーでクランベリージュースをご馳走になりました。まじウマ。
おまけに安宿も探して予約まで代わりにしてくれたんです。なんて親切なんだ!
シャーリーが結構な親日家で。というのも日本(岐阜)で英語の先生をしていたって。
スティーブは地下鉄の駅まで送ってくれました。私達の荷物も持ってくれました。
ホント、とっても良くしてくれました。旅って、いいねって、再認識。

さて無事尖沙咀に到着。
しかしインド系or中国系の人がめっちゃ声かけてくる。
「オネィサン、チョット見ルダケ」て日本語を駆使して。
ちょっと怖くなったり。すっげしつこい人がいて,彼をまくのに苦労した。
単語羅列して口論。め〜っちゃどきどきした。だもんで、予約した宿の人モハメドが迎えにきても
疑ってしまって。本人だとわかった時は謝りました。泣きながら。
緊張の糸が切れたんだろうね,ワケ分からないくらい涙が出ました。
彼が部屋にやってきて涙を拭けといわんばかりにトイレットペーパーを2ロール,
ペットのミネラルウォーターを2本くれました。
宿はバックパッカーに似つかわしい感じ。トイレとかシャワーもそんな感じ。
廊下のソファ(おんぼろ)で男の人が寝転がってるのはどうかと思ったけれど。

夜はモハメドに誘われて彼の行きつけのお店へ。アイルランド人のビリーも同行。
私達は北京ダック食べれるかもという期待を抱いていたのですが,たどりついたのは
バ―――……バ―。Bar。
ビールは美味しかったけど(下戸のクセに無理をした)出てくる料理がポップコーンばっか。
おまけにモハメドは私を気に入ってくれたらしく口説いてくるし。トホホ。
当時、彼氏と呼べる人物がいたので怖かったっすよ。お酒が入ってるからか,
再び大泣きしてしまう始末。モハメドはワケ分からないと怒り出すし。
このとき初めてカレに電話したいって思った。
その夜は泣きながら寝た。何が悲しかったのか分からないけど,とにかく目から水分流しまくった


<4/12@2ndDay =最初で最後の贅沢をしてみるけど=>

朝早く宿を出て心楽というホテルを探す。なかなか見つからずてこずりました。
やっとこさ見つけて入る。ビジネスホテルなんだけど、さっきまで泊まっていた宿が宿なんで
やたら高級感あふれて見える。こんなカッコで泊まっていいんかな、なんて。
相方がロビーの係員(アンディ)にときめく。風呂上りの化粧直しが入念でした(今まではほぼスッピンできた)
準備も整って,いざ香港の街に繰り出した。
OK便利店てコンビニらしき店発見。サー●ルK?それにしても靴屋と貴金属店が多い。
貴金属なんて、縁ないけどさ。スティーブがアツク言ってた通り色んな店がひしめき合ってた。
お昼にはラーメンを食べました。麺が少し固めで,日本のものとはだいぶ違った。
スープがかなり美味。しかも具の餃子、海老の味がすごくする!これウマイよ!
夜はほどよく贅沢がしたいねって事で色々探す。
現地のおばさんに中華バイキングを紹介してもらいました。近くに某回転寿司もあったのですが、
ものすごい行列。凄い人気やねぇ。これだから海外の人は寿司って聞くと回転のジェスチャーすんだよ

さてさて夕食。
飲み物から鍋、お惣菜、好きなものを好きなだけ食べられる。
しかしね、困ったのはメニュー。
鍋はスープを注文しなくてはいけない。字,読めない。何となくな意味で注文決めるけど,
どうやって店員を呼ぼうか…皆中国語で話していて,英語は使っていない様子。
まぁ何とかなりました。
豆腐ジュースみたいな飲み物に挑戦しました。激マズ。だけどショーロンポーが激ウマ!
基本的におやつ抜き,夜食はありえないという1日3回の規則正しい食生活のせいか、
胃袋が縮んだような。いつもなら食べきれるだろう量が、食べきれませんでした。
だけど精一杯食べました。満足です。
旅の最後の食事,ささやかに贅沢なんぞしてみました。

ホテルに戻ってテレビつけてみました。日本のアニメとかやってましたよ。
「ギフト」が再放送してました。中国語吹き替え版です。何言ってるかサッパリ。
さらにback to the futureもやってましたが音声:英語、字幕:中国語なんで物語思い出しながら見てました。
今日が最後の宿泊です。色々な思いを胸に,ベッドでぐっすり。

<4/13@3rdDay =そして日本へ=>

5時に起床です。ダッシュで身支度をしてチェクアウト。
冷蔵庫の缶ビールはお土産用に失敬してきました。青島ってビール。チンタオピージュー。
朝の香港はやたらと静か。夜は看板キラキラ,人がザワザワしてるのにね。
路上で肉団子売ってたので、朝ご飯に買いました。こーゆー庶民な味って、好き。
空港の免税店では2人してハッスルしてました。
ブランドの名前見るだけで意味もなくはしゃいでしまったり。金持ちの気分に浸りたかったんだね。
化粧品買って帰りました。贅沢解禁とかゆーカンジで。
それまで相方ったら「贅沢は敵だ」とか「欲しがりません,勝つまでは」なんて言ってたんですよ。
いつの時代やねん。

香港から関空はあっという間でした。
難波駅に戻った時,夢の世界から現実に引き戻されたような気がしました。
ふと、旅でであった人たちの顔を思い出してみたり。
ちょっとセンチメンタルになってみたり。
だけど、翌日からは学校です(ホントはもう始まってる)。またいつもの日常が始まる。

*fin*


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