★8/12 沿ドニエストルを思う★ 【反政府】 街の教会。中央、沿ドニエストルの国旗がはためいています。 写真をクリックすると拡大写真が見れます。 横にオレンジ・緑・オレンジ。 やっぱり自称とは言え独立国家、ちゃーんと国旗があるんですねぇ。 あ、ホラ前のページで言ってたホラ通貨・沿ドニエストルルーブルもこの通り。 表 裏 もう頭の中のレート計算がグチャグチャだったのですが、 1p=8円くらいだったと思います。 それから、国旗(法律?)が違うとナンバープレートも違うみたい。 こっちはモルドバ で、こっちは沿ドニエストル 【ドニエストルの流血事件】 1990年の沿ドニエストル独立宣言から、和平協定が結ばれる1992年の7月まで 流血事件が続いていたそうです。 リアルタイムのニュースを知らないので(当時はモルドバという国すら知らなかったもん) どれほどのものか分かりませんが、「流血事件」と言うよりも 「内戦」だったのではないかと思います。 そしてその慰霊碑のようなものを街で発見。 左側。1992年の3月から5月って書いてあるようですが、それ以上は分かりません。 右側。この写真では分かりにくいですが、絶えず火が灯されていました。 広島の原爆ドームと記念館を見てゾッとしたことがありますが、 このモニュメントは別の意味でゾッとしました。 ヒロシマは私がまだ生まれていなかった頃の出来事。 だから「歴史」として頭の中に残っている。 (勿論忘れてはいけない事。いつか広島に行った記事もアップしたいなぁ) 対して沿ドニエストルは私が生きている頃の出来事。 「歴史」というより「ニュース」という位置づけという感じ。 まだこの事件から十数年しか経っていない。(「もう十数年」という人もいるかな) この絶えずともされている火はきっと戦死者を弔っているのだろう。 この街に、そして昨日私が泊まった街に、この内戦で家族や友人を失った人達 それも私とあまり年が違わない人もいるのかもと思うと怖くなってしまった。 妙にリアルに、生々しく感じてゾッとした。 民族の対立問題は根が深く複雑で難しいものだなぁ…。 専門家のような考察なんて出来ないけど、平穏に暮らせるのが一番だ。 モルドバと沿ドニエストルの人たちは今どう感じて暮らしているのかなぁ。 |
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