カタコト会話deルーマニアの旅。


★7/28 ついにルーマニア入り!★

【ラティーノ達の会話】
はじめは、廊下の窓から風に当たったり、シートに座ったり
みんな思い思いに過ごしていた。
ルーマニアンの3人は、別のところでルーマニア語で歓談してた。

今、コンパートメントにはロベルトとアントニオと私。

アントニオはイタリア語も話すのでロベルトと会話が盛り上がった。
???何を言っているかサッパリわからん。
わからないくせに、2人が笑うとつられて笑っている私。

イタリア語で話している最中、
「あ、今イタリア語で喋ってるんだよ。君は分からないよね、ごめんよ」
と、突然英語で話しかけられても、スイッチが入っていない私。
えっ今の英語だったんすか!?


【国境越え】
あまり時計を見ていなかったけど、夜の9時くらいだろうか。
ハンガリーとルーマニアの国境にさしかかった。
自然と、乗客が各々のコンパートメントに集まってきた。
この狭いコンパートメントに6人がギッシリ。人口密度高いっす。

スタンプを押すガシャコン☆という音が、
別のコンパートメントから聞こえてくる。
入国審査で、シャルバンの時がものすごく時間かかった。
何度も写真と本人を見て、いぶかしげな表情をする審査官。
ものすごく神妙な空気が流れた。

パスポートが返されると、皆ホっとした。
冗談でユリアが「あなたの頭が原因ね〜♪」と言って笑っていた。

故郷に帰る人たちと、異国に旅する人たちとでは、ちょっと様子も違った。
前者は、なんとなく安堵感がある様子。
後者はその逆。安心したかと思ったら、どことなくせわしない。


【ロベルト本領発揮(笑)】
入国審査が終わって、ユリアが言った。
「もしよければ、あなたのパスポートを見せてもらってもいいかしら?」
断る理由もないので、すぐに渡した。写真は恥ずかしいけど、何が見たいの?
「サインがどうなっているのか知りたかったの。漢字なのかどうなのかって」
さすが言語学者の好奇心といったところ★

ところで、パスポートチェックの前まで、ロベルトはユリアと
色々、特に宗教について熱く議論を交わしていた。
ユリア曰く「時々難しい言葉も出てくるし、内容も難しいわ。
すごく勉強になるけど、とっても大変」
"ロベルトの話し相手をするのはとっても大変"というニュアンスあり(笑)

ロベルト「オゥ!さえもん(仮)、コーヒーでも飲みながら話をしよう」
ユリア キタ!という顔
さえもん「ぃ、イエ〜ス」
オリンピア「コーヒー飲むと眠れなくなるよ」
さえもん「ぁ、じゃぁ紅茶で…(弱腰)」

日本の休暇の日数やその少なさについて、
どうしてそんなにバカンスが短いの?
イタリア人は怠け者に見える?
日本では宗教の話がタブーに近いのは何故?
若者は宗教に興味を示さないのは何故? 仏教と神道はどんな風に共存しているの?

などなど。
ええ、すべての質問において完璧に回答できていませんっ!
う〜、思うように話せないって苦しいねぇ…
とても複雑な話なのだけど、英語だと極端にボキャブラリーが
少ないし、ピッタリ当てはまる単語かどうかも自信がなくて…
彼らの満足・納得できるような答えができなかった。
とっても悔しい!
生の日本の情報を伝えられるチャンスだったのにぃぃぃ〜〜




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