カタコト会話deルーマニアの旅。


★7/29 宿探し★

【格安のヴィラを求めて…】
まずは市内へ移動。85番バスで。アントニオが周りのジモティに
モッシロール、モッシロールとどこで降りるかを聞いていた。
朝だから?乗客が大勢で、あっという間に車内はすし詰め状態。

それでも客は乗ってくる。 乗降口は運転士が開け閉めする。
何気なくドアを見ていたら小さな子供がドアに挟まれた!
  ぇええ!!??
運ちゃん、開けたげなよー!!
その子供のおばあちゃんが叫んだ。コピルって聞こえたので、きっと
「何するの!子供が挟まれたじゃない!!」と言ったんだろう。
そこで運ちゃん、謝ると思いきや「◎#%◇×〜〜!!」とケンカ腰。
えー!?ありえん!!
ロベルトが言った。「オー、クレイジー」

さて、モッシロール通りでドアにはさまれる事なく、無事降りることができた。
モッシロールから伸びている「アブラム・ヤンクー」という通りを目指す。
その通り沿いに目指すビラ(安宿)があるのだ。
けど、そのアブラム・ヤンクー、細い道なのか、聞いても知っている人がいない。
あっちだ、こっちだ、とウロウロした挙句、やっと見つかった。
その時、すでに私はどっちに進めば駅かが分からなくなっていた。

その通りはズバリ住宅街。左右に家々が並んでいた。
その中に「ぉおこんな所に」と家に混じってビラが立っていた。
見た目もフツーの家と変わらない。
外国人旅行者がテラスにたむろしている以外は。

受付に行くと、今日はもう満室だとか。
がーん!重い荷物持って、やっとの思いでたどり着いたのに……。
しかし、おしなべてこういう宿のスタッフはとても親切で、
かわりにここと同じくらいの値段で泊まれる宿を紹介してくれる。
そういうネットワークができているのだろうか?

スタッフ「1人8ユーロ(約1120円)で泊まれるところがあるけど」
ロベルト「いいなじゃない?」
スタッフ「3人でシェアなの(=3人部屋) それ以外だと値段が上がるわ」
と、私をチラ見。
ロベルト「じゃあ、君の答え次第だね

う゛っ!!

そこで「うーん、3人一緒かぁ…そいつはパス」と言ったら…
宿代かかるのヤだし、紹介された宿はここから近そうだし、もうあまり動きたくないし…
もうコンパートメントで皆一緒に過ごしたし……結論。

「アイ ドン マイ〜ン シェアリング ウィズ ユー!!」
(私は貴方達と一緒の部屋でも気にしません、と言いたかった↑)

【次なる候補宿へ】 と、ゆーわけで教えてもらった宿へ向かう。
アカデメイ通りにあるらしい。
お礼を言って宿を出る。テラスでたむろしていた外国人旅行者が
「おやおや、もうお国に帰るのかい?ハハハハハハッ」と言ってきた。
「このヤロゥ、おまーらがいなけりゃ泊まれるんだYO!
 市内観光せんで飲んでるだけだったらチェックアウトしぃや!!」
とゆー気持ちがあったけど、それは口にしないことにした。

ロベルトもアントニオもすでに道が分からなくなっていたようで、
アントニオの「タクシーに乗ろう。3人で割ればそんなに高くない」の提案に
私もロベルトも大賛成。

そこに止まっていたタクシーに値段交渉して、いざ出発!
…ところでだけど、タクシーの運ちゃんとのコミュニケーションって言ったら
だいたい目的地と数字(運賃)しかないよねぇ。
向こうもそれくらいの英語しか分からない(人が多いと思う)。

でも、この運ちゃんはほんの少し、英語を解するようだった。
アントニオが興味深々に運ちゃんに話をする。
アントニオ「チャウシェスクの時代と今とではどっちがいいんだい?」
運ちゃん 「あれが○○だ。右に曲がるとホテルがある」
会話、かみ合ってませんよ??

やっとこさついた宿はホテル・ムンテニア。ぁあ、歩き方に載ってるや。
すぐそこが大学なので通りの名前がアカデメイ(アカデミア)。
裏通りのような匂いの漂う道ではあるが、近くに立派なホテルも建っている。
ホテル・コンチネンタルにマジェスティック……こんなナリでは近づけませぬ。

チェックインして部屋に入るや否や、男性陣は「シャワー行きてぇえ」であった。
私もシャワー浴びたかったけど、お風呂は夜の習慣なので、今入るのもなぁ…。
シャワーとトイレは部屋にはなくて、各階で共同。
ユースや安宿では共同なことが多いので、あまり気にならない。
でも、一応ここ「ホテル」だよねぇ;



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