カタコト会話deルーマニアの旅。


★7/29 市内散策★

【ロベルトとランチ】
部屋についてからは別行動。キーは最後に部屋を出た人がフロントに預ける。
ちょっと遅いけどランチを食べに外へ出た。
偶然ロベルトにあったので、一緒に食べることにした。
ホテル周辺をまわって、(1人で歩くにはためらう所も、彼がいたので平気だった)
レジーナ・エリザベータ通り(大通り)の一角にあるカフェに入った。

ノルド駅からブカレスト中心部に出るまでの景色は、一国の首都とは思えないほどだった。
閉まったままの商店やガラスが割られてガムテープベタベタの商店なども見た。
まるでゴーストタウンのような。 って、それは言いすぎかな。
そんな景色を見て中心部にやってきたんで、オープンテラスのカフェを見ると
「ギリギリ、ヨーロッパしてます」って感じに見えた。

街や行き交う人々をのんびりと見るって好き。
オープンカフェに席を取り、ボーっと通りを眺めていた。
ちょっと西洋人らしからぬエキゾチックな顔立ちの浅黒い肌(日焼け?)のお姉さんが
いくつかバッグを持って、通行人にそれを売っていた。
「あんなんで売れるのかなぁ」と見ていたら、ロベルトが身を乗り出して話し出した。

 僕の国イタリアはリッチな国だ。日本はもっとリッチだ。だけどルーマニアはとっても貧しい。
 だって、想像してごらん。ここが一国の首都なんだよ。大きいけど、小さい街だ。
 君の国はとてもリッチだから、ルーマニアみたいな貧しい国を訪れることは
 とっても意義があると思うんだ。

この後「僕のパパがロシアに行った時はね…」と話が(長く)続きそうなときに、
オーダーしたパスタが運ばれてきた。

ロベルトはカルボナーラ、私はボロネーゼ。
けど、2人は目を丸くして自分の皿を見た。
「…スパゲティ、だよね??」

アルデンテを無視しシッカリと茹でられた図太い麺の上に乗っているのは
とろ〜りとろけたチーズ! しかもまんべんなく。
美味しそうなことに、焦げ目までついているではないか。
…さては、茹でた後オーブンに入れたな…。まるでピザじゃないか(笑)

でも味はウマーイ(´д`*)
パスタだけど、パスタじゃない。
これはこういうものだと食べれば、とっても美味しい!!
ただ、量がハンパじゃないの。食べ切れーん。…また食べたいなぁ〜

【1人散策開始!】
ご飯を食べ終えたら、別行動。
軽い足取りでテクテクとロベルトは行ってしまった。
私は、どうしようかなぁ。モルドバ共和国のビザ…ん〜でも昼すぎたし…
ビザは明日にして、市内を見てまわることにした。
(しかし、これが大きな失敗であった)

よし、まずCD屋さんへ行こう。
目的はO-Zoneのファーストアルバム「Number1」
(※O-Zone…旅行当時ハマりにハマったモルドバの3人組みユニット。ルーマニア市場で大成功)
カフェの大通りはさんで向かい側にある店に入ってみる。
おお、CD売ってるじゃ〜ん。
店員のオジサンがフレンドリーに英語で声をかけてきたので
ジャケ写をプリントアウトしたものを見せて在庫があるか聞いてみた。

「うーん、これは去年に売り切れたよ。でもコレならあるけどね」
と指差したのは日本でも出回っている「DiscO−Zone」と
リミックスも収録の2枚組み。
ちょっと悩んで、2枚組みを買うことにした。

それから、ネットで見たことのあるジャケットがあったので、
「私、このジャケットに見覚えがあります」と言ったら
「DJ-Projectだね。でもそれは古いやつだよ。これが最新だ」
と、新しい方のビニールをビリビリっと破り始めた。 ええ!?(゜д゜)
そしておもむろにCDを取り出して、ステレオにセット。
どうやら、試聴させてくれるらしい。

聞くと、なかなか良さそうだったので、これも買うことにした。
1枚20レイ。日本円で約800円。アルバムだよ!安い!(1レイ=40円で計算)

これに味をしめた私、次は同じ建物にある本屋さんへ。
お目当てはルーマニア語と日本語の辞書。
会話集や文法書みたいなのはあたったけど、デザインが古めかしい。
読んでみると妙な間違いがあったり。
他にいいのがあるかもしれない、と思って本は諦めた。

次はその名も音楽という店「ムズィカ」に行ってみた。
ここにはO-Zoneのファーストアルバム置いてないかな〜?
えー、結果報告は敗北……。ここも在庫切れだって。

何だか疲れてきたので、いったんホテルに引き返す。(近かったから)
フロントでキーを受け取って、部屋の鍵を開けると……キィィ〜(開)
ラティーノ2人組が上半身裸でスヤスヤとシエスタ(昼寝)してるぅ!
……パタン(閉)

とほほ。ガサゴソ物音立てて起こしちゃうの悪いしなぁ。
ってコトで、再び外をウロウロしよう。

大学前のメトロ(地下鉄)の地下街っぽい地下道を散策。
旧共産圏とは言え、マックは強いなぁ〜。こんな所にもあった★
近づくとマック臭が漂うよ…この暑い時に芋揚げの匂いはツライ。

【チェシミジウ公園】
その次はチェシミジウ公園へ。(チェシミジウ…舌噛みそう)
緑がイッパイのデートスポット?
老いも若いも男も女も、ベンチに座って(中には寝そべる人も)マッタリ♪


噴水つきの池もありました!(本当はチェシミジウ湖ってレッキとした湖)
緑と水のマイナスイオンで癒されるぅ〜(´ー`)

歩いていたら、上半身裸の若者(暑いと脱ぐ率上がるの?)が
ものすっごいハイテンション状態で寄って来てきた。
ちょっと「ひぃッ!」とひいたけど、彼はアジアンフェイスが珍しかったみたいで
ニコニコしながら「ニーハオ」「アニョハセヨ」「コンニチワ」と挨拶した。
あっけにとられてしまった。ぉ、おお、コンニチワ。

公園で一休みしたら、また街歩き。

通りを1本奥に行ったところでカラフルな教会を発見したり
オープンテラス付のオサレなカフェが実はピザハットだと分かったり
交差点によく花屋さんがあることに気がついたり
やたらめったら両替商があるのに気付いたり(治安悪いブカレスト、大丈夫?)
街歩きは発見がイッパイあって楽しい★



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