★8/8 修道院の夕飯★ 【シハストリア修道院】 さて、この辺りから修道院の記憶が危なくなってまいりました…(^^;) 立て続けに訪れるものだから、もうどれがどれだか分からなくなってきちゃって。 このシハストリア修道院は、私の記憶が正しければ 聖女テオドラのために建てられた修道院です。 彼女はこの付近の洞窟で暮らし、祈りを捧げていました。 あまりにも厳しい生活を実行していたために死んでしまったらしいのですが 「これぞ修道女の鑑だ!彼女は聖女であるべきだ!」と考えられたらしいです。 なんともビックリな聖人伝ではありますが、あれ? 洞窟で暮らしていた聖人、他にもいましたねぇ。 聖ダニエル…。 さて、ここからの記述はもっと記憶が曖昧なために怪しくなりますが…(=信憑性ゼロです!) テオドラ、もしくは別の聖人のあるべき遺骨がここには存在しないとの事です。 ウクライナかロシア(どちらも正教会ですね)の借金のカタに譲ってしまったらしいのです。 何て罰当たりな…。こらーっ! 【すべりこみセーフ?】 次はセク修道院へ。 聖堂を見終わる頃にはすでに閉館時間でした。 絵葉書を買いたかったけどなぁ〜とトボトボあるいていたら、 少し怪しげな風貌の男性が我々に声をかけてきました。 「チョルバがあるよ」と。 チョルバ!それはルーマニア独特のスープ!昨日トライした、あれです、あれ〜! 招かれるままに再度修道院の敷地内へと入っていく。 と、そこはなんと!修道院のダイニングルーム! ご飯を食べていけとおっしゃるのです! きゃ〜〜〜〜! アジアンフェイスの私とヨーコさんは目立ってしまったけど、 修道士だけでなく、一般の信者数人もここでごはんを食べていました。 食べる前に十字をきるのですが、クリスチャンではない私がそれを真似るのは カタチだけになってしまうから逆に失礼なのかな?と思って 両手を合わせて「いただきます」。 じわじわっと感謝の気持ちがこみあげてきました。 メニューは野菜のチョルバにパン(おそらく修道院で手作り)、マッシュポテト。 肉は一切無しの質素な精進料理(?)。 マッシュポテトがイモの甘味と程よい塩加減がなんともグーで おかわりしてしまいました。えへへへ。 食後はエレナさんの提案で寄付をして帰りました。 【ルーマニア童話の世界】 ルーマニアの代表的な童話作家…うーんと、えーと、……名前忘れちゃった(^^;) その作家の書いた童話の世界を再現している小さなお庭(?)の前を通ったので ついでに寄ってみることにしました。 よく出来たかわいらしい人形が展示されています。 う〜ん、リアルだなぁと思ってよ〜く見てみたら…… もしかしたらコレは剥製かも? そんなものを野ざらしに展示してしまうとは、何と大味! ルーマニアで伝わっている童話は私たちの知っている童話に似たものがありました。 「オオカミと7匹の子ヤギ」。ラストは違っていましたが、思い出せない…(T_T) あ、でもクマのお話は覚えてるや。 ************************************ 人間が荷台イッパイに魚を積んで車をひいていました。 キツネはこっそりと近づいて、落ちてしまった魚を失敬。 沢山の魚をかかえたキツネを羨ましく思ったクマはがキツネに尋ねました。 「どうしてそんなにイッパイ魚が獲れたんだい?」 「フフフ、それはね、湖にシッポを一晩中たらしておくのサ。 そうすると翌朝には魚がシッポに食らいついているんだよ」 さっそくクマさんはその作戦を決行。 しかし朝になると湖の水が凍ってしまい、シッポを水に浸けていたクマさんは 動けなくなってしまいました。 ク、クマった! 慌てた熊さん、シッポをひっぱってみたら…… ブチッ。 何とまぁシッポが切れて無くなってしまいました(T(x)T) チャンチャン。 ************************************ そこでエレナさんはじめルーマニア人のミンナ大爆笑!!! え!?そんなに大爆笑するようなお話なんですか!? 笑いのツボが違うのかもしれない…。 【初めての日本人客】 エレナさん宅に戻る前にちょっと食料の買出しを。 アレコレ買って、次はコッチよ…と連れて行かれたところがケーキ屋さん。 買って帰るのかなと思ったら「ここで食べましょう。何がいい?」 わーい、デザートタイムだー☆ 私はチョコレートのケーキを選びました。食べたら濃厚! 聞くと、私たちがこのお店の始めての日本人客なんだとか。 なんだか嬉しくなってしまいました。 エレナさんが言うには 「修道院の食事じゃ栄養が足りないでしょう? ケーキでも食べて卵(たんぱく質)をシッカリ摂らなくっちゃ!」との事。 どうやら私とヨーコさんがあまりにも小さく見えたようで (ルーマニアのナイスorダイナマイトor爆裂バディの乙女と比べたらそれはもう貧相です、私…) ”何てかわいそうなの!もっとしっかり食べさせてあげなきゃ大きくなれないわ!”と 妙な使命感にかられたらしいです(笑) ふぅ〜デザートも食べておなかイッパイ♪ごちそうさま〜 と言おうとしたらすかさずエレナさん 「家に帰ったら腕によりをかけて夕飯を用意するわ♪何かリクエストは? ミティテイ?サルマーレ?」※どちらも肉料理 もう食べれません……。 【こうして夜は更けていく】 もうご飯は食べれないけど、晩酌タイム♪ 歓迎のスパークリングワインをあけてくれました(^^) おつまみにはプレッツェルのような、パイ生地みたいなのを 細くカットして焼いたお菓子をつまみました。 R「ヨーコはコレがどうやって作られたかを知らない方がいいよ…(ボソッ)」 ヨ「……。揚げてあるんでしょう」 オーブンではなかったのですか。……爆裂バディの秘訣? |
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