カタコト会話deルーマニアの旅。


★8/15 ルーマニア再び★

【ノルド駅で時間つぶし】
午前6時半。予定より1時間遅れでブカレスト・ノルド駅着。
ぜぇはぁ。今のところおなかの調子もまずまずだ。(まだ治ってない)
サプンツァからお世話になったRaduさんの故郷、シビウに足を伸ばしてみようかな…。
うん、そうしよう☆
シビウまで行く列はあと2時間半待たねば。
待ち時間はマックで潰します♪

2時間半を紅茶1杯(約72円)でねばりました。
日記を書いたり、他の旅行者を観察してみたり
トイレを借りて顔を洗ったり…←迷惑だからっ

そうしてぼや〜っと過ごしている間に店内にはルーマニアで今はやってる曲がながれている。
ダンスミュージックが主流らしい。
ちょっと懐かしいテクノ系やイイ感じの曲、頭にシッカリこびりつく曲…
このマックでたくさんのルーマニアの曲を聞きました。
ここはジュークボックス♪


【列車の中で】
時間が来たのでプラットフォームにいき、車両と座席を確認して乗り込む。
となりは西洋人バックパッカーのカップル。
カレシ同伴の女の子だけど可憐の「か」の字もなく、ドでかいリュックを担いで
タンクトップ+ワークパンツ+トレッキングシューズでワイルドな逞しスタイル。
ぁあ、憧れのガールズバックパッカー!
ちなみに私はTシャツ+ワークパンツ+スニーカー、体調不良によりヨロヨロ貧弱スタイル。
自分のリュックを荷物棚に持ち上げることができず(しかも背が届かない)、
ふらついているところを隣のカップルのカレシに助けてもらいました。 ああ、この差は何だ…。

昨夜あまり寝ていなかったので、ここぞとばかりに寝る。


【シビウに到着!】
寝疲れたのか、シビウに到着した15:30頃にはヘロヘロになっていた。
外は熱い。あえて「暑い」じゃなくて「熱い」。紫外線がジリジリジリジリ。
街の中心へ移動する途中にアイスクリーム屋さんを見つけたので1つ買って食べる。
ああ、そういえばお昼ご飯食べてなかった…。
これでカロリー充填!

さて、ここシビウにはルーマニアにしては珍しくツーリスト・インフォメーション(i)がある。
利用しない手はない!
ヨロヨロと坂を上り、iで安宿を紹介してもらう。
ドミトリー1泊10ユーロを案内してもらえた。
場所は小広場(大広場の隣)にある博物館の隣=ここからスグソコ。ラッキィ!
すぐにでも荷物から解放されたいっ!

【街歩き】
チェックインをしたら外へ出る。
時計塔のある大広場を楽しみにしていたけど、改修工事中。がーん。
博物館へ行きたかったのだけど、すでに閉館。がーん。

←工事中

水と食料を調達しにスーパーへ寄り、ネットカフェに入って母にメールを送り、通りを散策。
シビウの街並みは、同じトランシルバニア地方のブラショフと似た、西欧的な空気を感じる。
カトリックの教会が開いていたので、中に入ってみた。ヒンヤリしてて気持ちいい。
近くにもう1つ教会があるので行って扉をあけてみたら、うっぷす!お祈りの真っ最中。
邪魔をしてはいけない…と思ってコソコソ回れ右。

身体の疲労感はひどく、体が重い。おなかの調子はイマイチだけどハラヘリーナ。
そろそろ夕飯時だし何かつまみたい。
けど、レストランのメニュー1皿分食べるかどうか自信がない。

そこでケバブ屋さんへ。テイクアウトメニューならほどほどの量かな、と思って。
ファーストフードなので店員さんの作業はテキパキ。
パンを切っている様子などを見ると、ひいてしまう人がいるかもしれない。
テキパキ早業なのはいいけれど、そのテーブル、キレイ??

注文でオタオタとしていては申し訳ない空気だったので、あらかじめノートにオーダーをメモ。
1番量の少ないサラダとポテトの盛り合わせを頼む。2.99レイ(約120円)
「1つ下さい」
「ケチャップつける?マヨネーズつける?マスタードつける?」
メチャメチャ早口で、私がコクリと同意する隙もなくケチャップたちが
ニュババババッとかけられていってしまった。

1番小さいと言っても400g!かなりのボリューム。(そしてこの値段はお得!)
手渡されるとズッシリとしているのがわかった。
食べながら街をテクテクしてみる。(実際はヨロヨロ)
気分は一応「ジェラート食べながら散歩」なんだけど。
全部は食べ切れなかったよ…。げっぷ。

【トランシルバニアとドイツとヨハネスと】
宿に戻る。
チェックインした時に声をかけてくれたドイツ人のヨハネスがいた。

彼はモタモタと喋る私の話をちゃんと聞いてくれて、とても印象がよかった。
私が「えーと、えーと」と目が泳いでいても「うん、うん」と待ってくれるので話しやすい。
文学が大好きのようで、中国や日本の小説をよく知っていてビックリ。
さらに驚いたことには、魯迅の本(たぶん阿Q正伝)を持っていたのである。

ヨ「ヘルマン・ヘッセを知ってる?」
私「ィエア〜、I know!」
ヨ「何を読んだ?」
私「あ〜、あ〜〜、何ていうの?Under the…Under…」←「車輪の下」と言いたい
ヨ「うん、うん、言いたいコト分かるよ。」
(でもゴメンね、実は「車輪の下」読んだことないの。他の作品1つ読んだけど、タイトル忘れて(汗))

ヨ「君はクリスチャン?」
私「いいえ」
ヨ「分かるかなぁ?僕の名前の由来は聖書の人物なんだけど」
私「ィエア〜、I know!あ〜、んー、バプティスト・ヨハネ!」
ヨ「よく知ってるね」

とまぁ、割とスムーズにいったやりとりは上記のみ。
あとはひたすら「あ〜」とか「んー」が多くてモタモタしてしまいました。
ヨハネスがこれから外に(ごはん)食べに行くけど、一緒に行かない?と誘ってくれました。
うわー、嬉しい!でも残念ながらさっき食べてしまって、もう入らないのよ…(T_T)
そう言ってお断りしました。ぅああ、何てタイミングが悪い私。
ヨハネスは「気にしないで」というようなコトを言って出かけていきました。
西洋人の男の子はいいなぁ〜1人でも夜の街を歩けるから…。

【大失態!】
体が重く非常に疲労感があるので、さっさとシャワーを浴びて寝よう。
シャワーはお湯が出たので感動。うう、ありがたい。
洗濯もして歯磨きもして、キレイサッパリ☆
洗ったタオルやTシャツを干していたら、バスルームに石鹸を忘れていることに気づいた。

ほっといたら誰かが使ってしまうかもしれないので、取りに戻った。
ドアをノック。
反応ナシ。
ドアを押したら開いた。

ガチャ(開)

すると、そこには何とスッ裸の男性がっっっっっっ(((((((((((((((((((゜Д゜;)ギャー
「オゥ、(>_<)イマ使ってマース!」←日本語でそう言っているように聞こえた。どうやらかなり脳内パニック
ぎゃあぁああぁぁぁあぁぁぁぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!!!!!(;ノдノ)
鍵かけろぉぉおおぉぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!!!!

バタンッ(閉)

近くで歓談していた宿泊客と宿の管理人が大 爆 笑。
ぎゃー、恥ずかしいっ!
穴があったら入りたいとはこのことダ。


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