カタコト会話deルーマニアの旅。


★8/18 コンスタンツァへ★

【サイモン&サヱモンのトーク】
社内で色々お話。サイモンさんがルーマニアについて色々教えてもらえた。
農作物の収穫などは手作業がほとんどという事とか。
(高価な上にガソリンなどの維持費もかかるので、
トラクターを所有している農家は少ないんだとか。)
今年の水害の状況とか。


【駅で】
今日のスケジュールは強行突破。
すぐにブカレストへ行って、そこで乗り換え、コンスタンツァまで移動。
夕方シギショアラ発だと、ブカレストでの乗り継ぎがよくなさそうで
サイモンさんの計らいで昼発の電車に間に合うよう、駅まで送ってもらいました。
サイモンさん、色々ありがとう!

駅でブカレスト行きの電車を待つ。その間に昼ごはん(パン)をかぶりつく。
食べ終わって、周りを眺めながら待っていると、隣のベンチにいる夫婦の
奥さんが声をかけてきた。(西洋の中年女性には珍しく細身)

「Are you from Japan?」
「Yes.どうして分かったんですか?」
「あなたの持ち物に平仮名とカタカナがあったので」
「日本の文字が分かるんですね!?すごい!」

突然日本語(それも「コニチワ」レベルどころではない!)も
喋ったのでビックリ!
おばさんはカナダ人で、日本語の先生をしているそうだ。
なんと東京で生まれ、子供の頃には日本を転々とし、
私の地元にも住んでいたことが分かってビックリ!

【日本語⇔英語】
奥さん(名前聞くの忘れた!)はブラショフに行くらしく、
同じ列車なので一緒に乗ることにした。
「座席の指定があるみたいですが…」と私が心配しながら言うと
「大丈夫よ、ルーマニアの人はあんまり気にしないみたいだから」
あはっ、ナルホド。

座席指定を無視して、同じコンパートメントでおしゃべり。
旦那さんはずっと本を読んでいて、奥さんが声をかけても
「うん」とか「すん」とかしか言わない。

奥さんはその正反対でよく喋る!英語日本語マゼマゼでトークしまくり。
面白い話を聞かせてくれました。
「私の紹介で結婚した友達は皆子供が4人なのよー。子沢山でしょ?
 でもね、ウフフ、私は5人よ〜!(※旦那さん無反応)」
「日本のN大学で仏教を教えてる友達が居るのよ。
 …でもね、彼クリスチャンなのよーありえないわっ!ウフフフ!」

とても知的でパワフルな奥さんでした。

【コンスタンツァへ】
ブカレストに着いたのは18:32。
コンスタンツァ行きの列車はネットで調べたのは19:15発だったのに
19:43になっている。あらら。
まぁいいや、のんびり過ごしましょう。
駅構内のスーパーで夕飯を調達。久しぶりにソーセージが食べたくなったので♪
皮がプリっとしたヤツではなく、サラミのようなヤツで、
その独特の塩けがたまらんのです。

早めに車内に乗り込み、コンパートメントでのんびりと日記をつけてると
次々に乗客がやってきた。
そして少したって出発の時間がやってきた。
しばらくは味気ない景色が続いたが、すぐに自然が広がる景色に変化。
夕暮れ時とあって、空の色合いも水彩画のように美しかった。
空は明度が低めの水色で、太陽が赤ピンク。
雲はその2つの色を映して紫色。見事な自然のグラデーション。

車窓にウットリしていると、目の前にいた若者(カップル)が突然声をかけてきた。
「日本人?」
「そうですよ」
「日本の人口はどれくらい?」
「!?!?」

突然の、突拍子もない質問にビックリ。
1億何千万なんてケタ、英語で数えたことが無く
1ミリオンが100万だから、10ミリオンで1000万…
えーと、えーと…「ちょっと待ってね」 あー情けない。

【コンスタンツァは真っ暗】
目的地コンスタンツァに着いたのは22:36。もちろん外は真っ暗。
駅周辺は局地的に利用客やタクシーの運ちゃんで賑わっている。
暗い中、安宿さがしは怖いので、駅から近くのホテルに泊まることにしていた。
歩き方には徒歩3分のところにマリアというホテルがあると書いてある。
しかし地図がない。しょうがないので道を尋ねまくる。
タクシーの運ちゃんまでがかぎつけてきた。こいつは諸刃の剣。
「近いから乗ってけ!」
近いから歩きますってば!

駅から真っ直ぐに伸びている大通りを進む。右手には公園が見える。
公園が途切れた交差点の角(右手側)にマリアがある。

教えてもらったとおりに道を進むが、真っ暗でよく分からない。
正面からやってきた家族連れを呼び止めて、道があっているか聞いてみた。
お父さん、お母さん、おばあちゃんが口々に教えてくれるではありませんか!
面白いくらいに皆親切だなぁ。3人から一気に言われても聞き取れませんよ。
お母さんが「アプロアペ(近く)、アプロアペ!」と連呼したので安心。
少し歩くとホテルが見えました。

青を基調としていて、この季節にピッタリ。
1泊1500レイ(約6000円)だけにアメニティはきれい。
またしてもバスタブが清潔!お湯が出る!
わーい!今日も湯に浸かれるよ――!何て贅沢なの!!
ぅをー、しかもバスローブつきときたっ!
リッチな気分でおやすみなさい!!!

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