★烏來(ウーライ)★

【烏來まで】
烏來は台北から日帰りで寄れる温泉街。上の写真にも温泉マークがついてるでしょ?
温泉大好き日本人なら、寄ってみて損はないでしょう!

まずはMRT淡新線の終点・新店駅で下車、そこから烏來行きのバスに乗り継ぎ。
バス乗り場は駅から目と鼻の先だけど、ターミナル発着ではないので注意したい。
掲示板を良く見ると乗り場が分かる。
タクの運ちゃんが「烏來バス、没有(メイヨー=無いヨー)」と言って来てもバスを待とう。
私の旅行教訓は"タクの運ちゃんの交通情報は信じるな"、である。

さてさて、バスがやってきたら早速乗り込もう。
出発してしばらくするともう山の中。あたりは濃い緑色。道路はくねくねカーブの嵐。
烏來の境界線に来ると、烏來の先住民族・タイヤル族の人形が出迎えてくれる。
「出迎えてくれる」と言っても、ファンタジックなイメージはなく、
探偵ナイトスクープのパラダイスシリーズに出てきそうなちょっとオソロシゲな人形が
登場するのである。

【烏來についたぞ】
さて、烏來に到着。駐車場のような所で降車です。周りの様子を見て、
ミンナが進んでいく方向へ我々も進んでみる。
そうすると、にぎやかしい通りが見えてきました。土産物屋が軒を連ねております。
まず、喉が渇いたのでファミリーマートに立ち寄り。冷た〜い飲み物を買います。
お茶(烏龍茶)を買ったのだけど、コレが大失敗。甘かった。スピードワゴン小沢よりも甘かった。
コラー、烏龍茶に砂糖を入れるなー!これが台湾茶藝かぁ!!!
喉越しメタァ〜ッっとする甘あまなお茶を飲みつつ先を進む。

さてさて、烏來お楽しみの一つ、トロッコに乗りましょう。
そこにまたもやってくるタクの運ちゃん。あたしゃアンタのい言うことはきかんもんね。
案の定トロッコはメイヨーと言う。ふふん、誰がそんな嘘を信じるものか、と強気で
勧誘を断り、トロッコ乗り場へ行ってみると…
   トロッコが出てない。
後からやってきた家族連れに聞いてみたところ、旦那さんが日本語を話せる方でした。
「土砂崩れでトロッコはでていませんよ。」 え、えぇ〜!?ガックリ。
あ、でも、駅まで歩いて行ける距離ですか?「ええ、歩いていけると思いますよ。」ほっ。

【烏來でスタンドバイミー】
デュデュボンボン・デュデュボンボン(前奏)ウェンザナイッ♪
とかなんとか口走り(口ずさみ)つつ、線路沿いを歩く事にしました。
線路の上を歩く事を「スタンドバイミー」と言いたくなりませんか?
リバー・フェニックスの気分になりたくなっちゃうんですよね。
枕木一つを一歩で踏んで進むと、リズミカルに前進できてウキウキが倍増。

グリーングリーンで景色はいいし、山から流れる小川が小さな滝をなしていたり、
コンクリートフォレスト(コンクリートジャングルは東京)で日常をすごしていると、
木々の色合いや水の音、木陰がどれだけ涼しいかを、忘れてしまいがちですね。
世間で癒し癒しと言うけれど、自然を心地よく体験してこそ、本当の癒し効果が得られるという ものですなぁ。
どれだけマイナスイオンが部屋中に溢れても、そこに人工ではない、自然体の 美しいものがなければ
あまり意味をなさないような、そんな気がしてきました。

前も後ろも深い緑。とってもいい散歩&森林浴でした。天気もいいので+日光浴。健康的!

【ロープウェイまで息も絶え絶え、汗ビッショリ】
緑の素晴らしさを謳歌しつつ歩くも、体力ゲージは正直に減少。だって暑いんだもん…。
トロッコの駅に到着した時はえもいわれぬ達成感!
早速喉が渇いたのでまたお買い物。今度はキンキンに冷えたアイスキャンディー。う〜まい。
で、ロープウェイの方向に目をやると、今度は我々を階段がまちうけていた。
妙に段差が激しい…
日頃の運動不足がよろしくないんでしょうね、膝がプルプルしてきました。
また土産物屋で飲み物買って一休み。さっきからガブガブ飲んでます。
そんだけ汗をかいているということかしら。
新陳代謝UP!これはダイエット効果を期待できるかも!?

ようやくロープウェイ乗り場に到着。一旦トイレ休憩。
落ち着いたところで、ロープウェイに乗り込むぞ!車体はアヤシゲなペイントが…。
乗っているのは国内の観光客がほとんど。外国人観光客はそれほどいませんでした。
客層としては、家族連れが中心か。カップルもいるが私たちより少し年が上な感じ。

下を見下ろすと、さっきまで歩いてきた道が見える。あー、あんだけ歩いたんだ…と
どこか偉業を成し遂げたような気分になるが、帰りもあんだけ歩くのか、と
少々グッタリした気分にもなってくる。
ロープウェイ降り場到着。展望台からの眺めは最高!
グッタリ疲れたおやっさんがベンチで横になっているのにならって、我々も少し日陰で横になる。
山の上だというのに、暑いのは変わらない。うーん、暑い、暑い…。
少し階段を進むと、川がすぐそこを流れていた。近寄って見ると幾ばくか涼しくなった。
あぁマイナスイオン…。

気を取り直して、階段を進んでいく。「小人国」というテーマパークにさしかかった。
リトルワールド※のようなところかな、とワクワクしながら道を進む。
※…愛知県にある野外民族博物館。世界各国の名所を再現したテーマパーク。

階段が続いていた道が広くなり、バスで見かけたのと同じような オソロシゲなタイヤル人形がお出迎え。
「小人国」の意味するトコロは子供ワールド→遊園地、であった。
あれぇ?私たち「タイヤル族文化村」を目指してたつもりなんだけどなぁ…
どっかで道間違えたんかなぁ?まぁいいや、ここで遊んでこう!
これが自由旅行の醍醐味ってもんでショ!!
というノリで小人国でひとしきり遊ぶ事に決定〜。

これが例のタイヤル人形。民族衣装を見るとアイヌに似ている気も。


遊園地と言っても、ジェットコースターや観覧車があるワケではなかった。
動物園なんかに、おまけでついている遊園地という感じ。
しかも、やっぱり探偵ナイトスクープのパラダイスシリーズに登場しそうな、
少々悪趣味の傾向がみられる遊園地。

まずはボートに乗る。漕ぎ手は不肖ながらワタクシ、さえもんが務めさせていただきます。
烏來のベネツィアで優雅にボート。暑い日の水際は気持ちいいね…
ギーコギーコ。ギーコギーコ。…進まん!さらに何度も他のボートにぶつかりそうになるし!
優雅のゆの字もないじゃんか!悪戦苦闘、疲労困憊、両腕上腕二等筋痙攣筋肉痛!
デートでボート乗るなら、やっぱり上手に漕げる彼氏がいいね、という結論に着地。

ナイトスクープ的パラダイス遊園地でひとしきり遊んで、いざ岐路へ。
また、同じ道を通ります。もぉグッタリ。

【烏來は温泉街】
ぐったり疲れても、ここが温泉街だということを、忘れてはなりませぬぞ。
川岸に人が集まってバーベキューしたり、川に足を浸けていたり…。
よし、我々も参加しよう!と川岸まで降りていきました。

あー、着替え持って来れば良かったなぁ。川の水は冷たくて、暑い日の行水にピッタリぢゃ。
温泉湧き出てるゾーンは本当に水が暖かくて(むしろ熱い!)石で囲めば、
一人分のバスタブができそうでした。うーん、着替えなくて本当に残念!
適当な岩を腰掛けに足湯をして、疲れたあんよをリフレッシュ。
あ〜、本当に気持ちいい!!温泉万歳!


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