冬のロシア〜ウラジオストック
Go Go Winter VLADIVOSTOK!!

◆ウラジオストック2日目 2/11 その2◆

★ケーブルカーに乗って鷲の巣展望台…から始まったプチ冒険★
やっと人と車の往来がある通りにでられた。
ほっとしたらおなかが減った。時間もそんなお昼時(をちょっと過ぎていた)。
スーパーに入って、焼きたてのお惣菜パンを買って、栄養チャージ。
しかしお昼時とは言え寒いのは寒い。早く移動しよう。展望台に行こう。

で、バスに乗らなくちゃ。
周りを見渡してみても、バス停らしきものは見当たらない。
でも、反対車線に人の塊が見える。しばらく様子を見ていたら、ワゴンがやってきて
あれよっという間に皆乗り込んで行っちゃった。
あ、あれが「バス」なのか。乗合バスとゆーやつですね。

じゃ、私たちも…と、こちら側で乗合バスがやってくるのを待つ。
待つ。
待つ。
待つ。
反対車線の乗合バスは来るのに、こっちは来ない。
じっとしてるとこたえるわ、この寒さ。
私たちのすぐ横でタクシー(白タク)のお兄さんが休憩をしているのが視界に入る。
の、乗せてもらおうかな…でも相場はいくらなんだろうな…けどずっと待ってるのもな…
50ルーブルくらいで乗れるかな?

で、地図を広げてお兄さんに話し掛ける。
いかにもロシア人のお顔の、人がよさそうなお兄さんだった。
しかし言い値は容赦なく…。がんばって値段交渉、と思ったら、このお兄さん、
割とあっさりと50で合意してくれた。…マダ値切れたのかな?

ドキドキで乗り込む。車(ローアングル)から見るウラジオの景色。これも味わい深い!
車線がよく見えないんだけど、交通ルールはどうなってんの?
狭い道なのにガンガン飛ばすし、対向車とはギリギリですれ違うし、
よく事故らないねぇ、お兄さん。
やっぱり車は早いねぇ、あっという間に中心地に着いちゃった。

って、お兄さん、どこまで行っちゃうの?おーい、目的地は展望台だよ〜。
地図見て「任せとけ」みたいなコト言ってたじゃないか〜。
で、周辺をウロウロ。そうこうしているうちに目印となるものを発見。
「ここで降ろしてください」のロシア語が分からず、でもとりあえず意思表示しなきゃ。
「ズヂェ〜シ!」(ココデ〜ス)


★ケーブルカーに乗って鷲の巣展望台…のハズが★
さてさて、いよいよお待ちかねの鷲の巣展望台だ!
ケーブルカー乗り場に直行〜!
…と、あれれ?すでに閉鎖されてる!?
中の様子は廃墟の様…。閉鎖されてからかなり時が経過していた感じでした。
ぉお〜い(T_T)


★で、思いがけない光景に遭遇★

しぶしぶ引き返すと、ピンク色のステキな教会を見かけたので、ちょっと寄ってみた。
ベンチで休憩していると、なんと、結婚式が始まった!!
おお!!

花嫁はピンク色のステキなドレスを着て、
でもそれだけじゃ寒すぎるから毛皮のコートを羽織っている。
花婿も晴れ着の上にコート。
両親と、兄弟と思しき人数人、というこぢんまりした挙式。
新郎新婦は緊張した面持ちで(むしろ寒さに耐えているのか?)祝福を受けていました。


★州立博物館★
ここの注目はマンモスの牙。
もっとデカイのが愛・地球博にやってくるのだけど、こちらも見ておきたい。
えっと、館内は小学校をでっかくしたような感じ。
ニッチに例えるなら大学で学芸員実習した某公立博物館のよう。
地元密着型・郷土資料館みたいな内容でした。

面白いのが、日露交流の展示室があること。
展示物の解説がロシア語で、解読不能だったのが残念だったけれど、
外国で日本についての何かを見ると嬉しくなってしまいます。

ここの注目はマンモスの牙、と先述しましたが、サエモノフ的にもっと
面白い展示品があります。
それはマンモスの牙と同じフロアの展示室。動物の剥製です。
デッカくてド迫力、中でも目を引くのが、熊と虎。
なぜか、なぜか、両者、取っ組み合いをしている!
さらに後ろにもう1頭、虎(あれ?熊だったかな?)がエールを送ってるし!
この不自然極まりない展示の仕方に拍手喝采、大爆笑であります。


★アートギャラリー★
行ってみたら、ここもやってない。と、いうより、移動したそうな。
ここにいた方がバスで行くと便利だと教えてくれました。
でも、時間が時間だったので、「明日に行くといいよ」とのこと。

英語で話してくれたのですが、いかんせん、おじさんの発音のあやしいこと。
ひとしきり道やバスを教えてくれた後に時計を見て「オー、トモロヲ、トモロヲ!」
え?田口トモロヲ?朋郎?ダレ?
あ、tomorrow、明日か。


★ここは軍港 ミサイル発見★

ミサイルが無造作に展示されている広場を発見。おお、圧巻!
実はここには水族館に行こうとして、たどり着いた。
「地球の以下略」の住所見て歩いてたら住所が同じだったんだもん…。

あれれ〜?水族館はドコだ?とキョロキョロしていたら、
中国系の男の人と西洋人顔の男の人がやってきた。
彼らは(とくに中国系の人)この筋のマニアのようだ。
バシャバシャと写真を撮りまくり、海の写真を撮ってる私たちに向かって
「ここに来たのに、ミサイルの写真とらないの?」と言いたげだった。


★ロシア気質な魚が出迎えてくれる水族館★
で、紆余曲折を経ながらも、水族館に到着!
アクアリウムって、青色で透明感あってワクワクするイメージを持ってるのだけど、
ここの魚達、ヤル気なさげ〜なロシア役人気質丸出し(笑)
デレデレ〜っと泳ぐか、まったく動かない。(そういう魚なのかなぁ)
見られているというコトをもう少し考慮していただきたい。

そして、ここはチョウザメが泳いでいる。サエモノフ的目玉。
おおおおお〜。チョウザメ〜。タマゴ産んでくれないかなぁ〜。


★夕食はロシア料理で★
夕食は「地球の以下略」で紹介されているロシア料理屋さんへ。
定番のボルシチとペリメニ。
寒い外から暖かい室内に入ると、ホっとしますなぁ。


★ロシアのMTV★
旅先ではTV、とくに音楽番組が気になるサエモノフ。
ホテルでゆっくりのひと時はTVとともに。
ロシアのミュージックシーンには、迫力の美人が多いなぁ。
歌もうまいし、う〜ん、クラクラッ。(私はオヤジかいな)





      
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