冬のロシア〜ウラジオストック
Go Go Winter VLADIVOSTOK!!

◆ウラジオストック3日目 2/12◆

★お土産発掘場といえば、市場で決まり★
今日の午前中は市場で土産発掘大会だ!
オケアンスキー大通りを北上。

▲市場へ行く途中の風景。
この通りはバスもよく走っているのだけど、市場までは歩いていける距離。
テクテク進んで、市場に到着。
ハバロの市場ようにとても賑やかしいのを想像していたのだけど、
ウラジオではひっそりとしていました。冬だからかなぁ?

コンテナみたいな店がならび、衣料品や食料品、日用雑貨などがここで手に入る。
売っているものはだいたい同じなんだけど、ここから「お!」と思うものを
探しだすのが、サエモノフ的市場の楽しみ方。
ステキな箱に入ったチョコレートを発見し、アンジョレンスキーとおそろいで購入。


★ここはオジサマの大宴会場★
今日の昼は、バスに乗せていただいたT田さんにランチをご招待されています。
ウラジオストック駅にあるгдокグドックというレストランにて。

内装はとても立派で、駅のロビー同様、天井が高い。
入り口にちょっとしたステージがあって、パーテーションのようなもので隠してあったけど
昨晩ドンチャン騒ぎ的なことをしていた痕跡が…。シャンデリアに風船まだついてる。

まず、席につきます。
ウラジオでは貴重と思われるア●ヒスーパードライがテーブルに並び、オッサンの歓声。
はいはい!お酌させていただきます!

ビールを飲みながらご飯を食べ始め…ようにもオジサン達から色々な質問を受ける。
ちょっとたつと、いつの間にかアサ●スーパードライが全部空いている!おそるべし!
すると、次はウォトカ(ウォッカ)が出てきた。オッサンの大歓声。
待ってましたとばかりに皆さんウォトカに手を伸ばす。
えええ〜〜〜ビールとウォトカのちゃんぽんて、禁じ手じゃなかったの!?

下戸の私たちもせっかくなのでちょっと口をつけてみたけど…
ぉわ!!コレ薬だ!理科室のアルコールランプですよ!
口が、喉が、ヒリヒリするぅぅ〜(>д<)
皆さんは嬉しそうにグビグビいってるけど、大丈夫なの!?

ロシアでは「○○の□□を祈って乾杯!」でイッキにウォトカを飲み干すのが礼儀。
それにのっとって、私達も自己紹介して、何か祈って乾杯。
全員じゃなくてよかった…は、ははは…(←乾いた笑い)

この食事会で分かったのですが、皆さん主に北陸在住で
材木関係のお仕事をされているそう。
で、仕事の関係で集まってウラジオに来られたとか。
「今夜はサウナでビジネス交流会なんだ。来るかい?ハハハハハッ」
↑この辺から皆さん、かなり酔っ払ってきた。

T田さん、オペラ歌手顔負けの素晴らしい声で歌いだす。
隣のI藤さん、キャップがついたままウォトカをグラスに注ごうとする。
「まぁこれでも飲め!」とボトルを傾けるOさんもI藤さんと同じ。
キャップ締めっぱなし。
T田さん、さらに歌いだす。
そして誰かが駅から現地の男の子(ニコライ君:推定年齢18歳)を連れてきちゃう。
小娘2人を前に、今日だけ独身宣言をする人が続々と出現。
「今夜は俺の部屋に来ーい!」というツワモノ直球も…。

飲めや歌えやの「飲ま飲まイェイ♪(by「恋のマイアヒ」)」な大宴会が、
2時間にわたって繰り広げられました。
すっごく楽しかったんだけど、昼からこんなペースでいいのかね…。


★ヨッパライ土産買い物ツアー★
かく言う私も、下戸なりに結構飲んだようだ…。
さっそく頭がフラフラするぅぅ。
この大宴会の後はバスに乗って土産買い物ツアー。私たちも勢いに乗って便乗(笑)
皆吐かなかったのがスゴイわぁ…。

まずはロシアの典型的な(?)大型スーパーへ。
キャビアが売っているのを見かけ、私たちがソワソワしていると、
アンジョレンスキーに1瓶買ってくれた方が!おお!
でも多分まだ酔ってんのかもしれない。
「おー、さすが。オトコイキだねぇ」 「これくらい買ってやれなきゃ〜、ねぇ、男じゃないだろう」

ワイワイはしゃいで回るも、いかにもロシア土産なマトリョーシュカが
見当たらないので店を移動。

次の土産物屋さんで皆ドッサリ買い込む。
私も負けじと、マトリョーシュカのブローチなどを物色。
店の中が物凄いオジサン人口密度になった。

土産ツアーが終わり、私たちはここでおいとま。
そろそろ5時なので、フェリー乗り場まで行くのです。


★フェリー乗り場で出会ったヨッパライ★
フェリーに乗って行きたいのはチョールキン港。
ただ、ちょっとクルージング気分を味わいたいだけだったので、
降りる港は一番近いチョールキンがよかったのです。

が。
「チョールキンまで」
「ニェット(NO)」
ええ!?だって、5時にあるんじゃないの?ニェットって、何だよー!!

うぅ…諦めるしかないのかぁ。しょぼん。
しょーがないから、ここでトイレを拝借して引き返そう。
荷物があるから順番にいこう、ということで、まず私が荷物を預かって待つ。

ベンチに座っている間、おじいさんが話し掛けてきた。
何を言われているか分からないけど、おじいさんの方をみていたら、
次の瞬間、男か女か子供か大人か、私と同じ年頃か、性別も年齢も特定しづらい人が
隣に座って何か話し掛けてきた。

ちょっと真剣に耳をかたむけていると、どうやら1ルーブルでもいいから恵んでくれ、らしい。
捨て犬のようなオメメで「パジャールスタ(Please)」。
おじいさんの方に目をむけると、おじいさんニコニコ笑ってる。
たかられている私は笑っている場合じゃないって!

すぐこの場を離れるのが得策だろうけど、アンジョレンスキーが戻ってくるまで
勝手に移動するのも考え物だ。
「ニェット(NO)」と「ニェ ズナーユ(分かりません)」を繰り返すも、
相手も引き下がらない。むしろもっとパジャールスタ。
っていうか!アンタ酒臭いし!!
飲む金欲しけりゃ働けーーーーッ!!!!

あ、でも、今のウラジオの経済状況では働きたくても働けないのかな。
けど、それはそれ、これはこれ。
私は1銭もやらんぞ。


★本屋でステキなお方との出会い★
フェリーを諦め、ネタな土産をさがそうと、街をさらに散策。
グム百貨店でアンジョレンスキーがプレジデントマトリョーシュカを購入。
冬のマロージュナエ(アイスクリーム)も堪能し(寒かった!!)、次は本屋へ。

そこで、わたしは運命的(?)な出会いを果たした。
本屋のレジに、プ、プ、プ、プーチン大統領の肖像画ポスターが!!しかも売り物らしい!!
心のアイドルプーチン!怪しげで狡猾そうで悪人面の、シュッと精悍なその表情!
男らしくもあり、苦労の多そうなこめかみ!そしてそのハゲ具合!
靴下履いて柔道をたしなむ姿をひとめ見た時から、私の心はコロリと転がりました。
プーチン大統領、ぁぁ、なんて素敵なの♥
財布のヒモが緩む。それ以上に顔のシマリが緩む。
ポスター、買ってしまいましたよ〜(ウットリ…)


★スーパーでも旅行者はカモである★
駅近くのスーパーで最後の買い物。お世話になったT田さんはじめオジサン御一行に、
お礼も兼ねてのバレンタインチョコを買う。

▲これは、会社のお土産にかったもの。中が柔らかくて、ものすごく美味と好評でした。

それと、夕飯と明日の朝食をお惣菜コーナーで調達。
色々物色していたので、外はすっかり真っ暗。

1歩店を出たら、若者がたむろっているではないか!
なんか、コンビニ前の光景見たいだなぁ、不健全だなぁ、なんて思ったのも束の間、
そのうちの1人がこちらに向かって何か叫ぶではないですか。
どうやら「金くれ」なんだけど、勢い余ってほぼ体当たりだし、
せっかく若いんだから、そのパワー、もっと別のことに費やしたら?もったいない。

とにかく損害は被りたくないので「周りは全部敵と思え!!」
早歩きでその場を去りました。
ロシアでは何度もお金をせびられたけど、やっぱりビックリするというか、
ドキドキするというか、おっかなびっくりなのであります。さらに夜だし。


★ホテルに戻ったらまたTV★
MTVのナビゲーターって、どの国でもノリが同じなのかしら。
そうそう、アメリカのPVみたいに露出度の高い衣装でダンスなPV、結構あったなぁ。
私はもうちょっと保守的なイメージがあったんだけど。
あ、でもt.A.t.yだってあの通りだし、むしろこんなセクシー具合がスタンダードなのかしら。
後から知ったんだけど10SEXY※なんてものまでがあったのね…。
※…セクシーなPVのランキング

真剣10代しゃべり場やジュネジャみたいな若者討論番組やMステのような音楽番組、
さらにはロンブーをもの凄くキワドクしたような(日本では多分放送しない)素人参加番組や、
これまたロンブーをキワドクしたようなアメリカのアホバラエティ番組吹き替え放送もあって、
なかなかに楽しい。



     
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