ウェールズ旅行記

<3/26@1st Day 3月26日 =初飛行機= >

いよいよ出発。初めて海外に出ます。
だから初めての空港。留学なのかな、女の子が彼氏との別れを惜しんでた。
空港にはいろんな物語があるんだなぁ。
飛行機に乗るのって思ったより楽勝ぢゃん、と思ってたんだけど、関空って広いのね。
空港の中に電車(モノレール)が走ってるなんて!びっくり。
私達(あ、女二人旅だったのね)のご利用航空会社Cのサービスは良かったっす。
まず、機内食がおいしい。最初の食事はスキヤキ弁当!…後は日本食ともしばしのお別れよ。
デザートまでついてたから、飛行機初体験の私は有頂天。
もちろん、離陸の時はおおはしゃぎでしたよー。
香港で乗り継ぎだったんだけど、そこの動く歩道を逆走してみたり。(指差されて笑われた)
だっけど、香港〜ロンドンのフライトはしんどかった〜。
ロシア上空がハンパないほど寒かったんだもん。
相席したイギリス人の男の人(英語の先生)はTシャツ1枚だったよ、恐ろしい。



<3/27@2nd Day 3月27日 =イギリス上陸= >

ヒースロー空港に到着。寒い。
とにかくコーチ(長距離バスの事)でChasterチェスターまで行かないと、てコトでチケットを購入。
最初はうまく英語が話せなくて「What do you mean?」て言われてショック受けた。
何とか買えたからいいけど、自分の会話力のなさに改めてガックシ。
6時ごろ空港について、バスは10時発。その間に朝ご飯を食べた。すでにおなかが時差ボケ。
空腹なのかどうなのかが分からないけど、とりあえず食す。
売店で59ペンス(120円くらい)の食パンを買って、
機内食についてきたプラスチック製の食器を使って、これまた機内食についてたジャムとヨーグルトを
パンに塗っていただきます。貧乏旅行のつもりなんで、贅沢は敵です。(いつのスローガンよ?)

予定通りChester行きのコーチが来て飛び乗る。景色や車を見るんだけど、思ったより日本車は少ない。
マーチやエスティマが人気のよう。
バーミンガムで乗り換え。その時コーチの運ちゃんが乗り換え方を教えてくれた。強面だけど親切。
並んでる時のこと。
鳩を指差して「鳩って英語で何て言うんだっけ?」「チキン。」とゆー
私達の会話をおばあちゃんが聞いて笑ってくれました。pisionだとも教えてくれました。
英国へ行って覚えた最初の単語が鳩っす。…いや、それくらい知っとけって説もあるけど

そんなこんなで夕方、Chester着。そこで初めてコイン式のトイレを体験。
どうやって使えばいいか、いくら入れればいいか分からず(旅の最初なので小銭もろくに持ってない)
オロオロしてたら、現地の人は親切ですね、教えてくれました。まくし立てるように。
正確にヒアリングは出来なかったけど、こんな感じで↓
オバチャン「小銭ないの!?」私、20ペンス出す。オバチャン「もっとちっちゃいの!」
オバチャン、落ちてる小銭を発見「あら、こんなところに10ペンスが!いい?こうして使うのよ」
ドアをあけてくれる。さらに、
「前の人が出て来たらドアが閉まる前に入りなさい、そしたらお金払わなくて済むでしょ」
どこにいってもオバチャンてシタタカだよね、って思った。
街の中心部に出てユースホステル(以下YHで)を探す。
石畳でまぢ美しい!建物も白と黒がかわいらしいんよ!住みたい。
宿泊先のYH(ヴィクトリア調の素敵な建物!)が無事見つかり、荷物を置いて夕食の買出しへ。
しかし。
7時ともなると店は閉まってしまう。これがヨーロッパか!!!!
閉店間際のマックに駆け込み、世界共通の味マックナゲットをほおばる。
今まで生きてて一番むなしいマックだった…


<3/28@3rd Day =ついにWALES入り= >

さあ、今日はウェールズ入りを目指して西進だ。
「freedom of Wales」というパスを使うため、イングランドぎりぎりまでバスに乗る。
Queen'sferryというところで下車したんだけど、それが痛たっかた。
そこは街のど真ん中。駅までが遠い!荷物が重い!途中パンジーが咲く花壇のベンチでランチ。
可憐に咲き乱れる花にも目もくれず、一心不乱に腹を満たす。
いや、でも、ピクニックみたいで楽しかったよ。
で、また重いリュック背負って駅を目指す。到着して、ベンチで列車を待つ。待つ。
ベンチに腰掛け……そこにプチ悲劇が起こった。
背もたれの部分に、軽くペンキ(多分ラクガキ)が。リュックが少し汚れたよー。
服汚さなくて良かった。まぢベッタリだったらシャレならんて。

線路を間違えることなくBangorバンガーに到着。
YHに辿り着く間に道が分からなくなってしまった。
俗に言う迷子ですかね。
親切なおばあちゃんに助けられ、無事YHに着きました。ホント、みんな親切だなぁ。
部屋はドミトリー、つまり相部屋だった。だもんで、メチャ緊張したけど、 カナダから来た英語の先生、アンドレアと楽しく会話ができたから、良かったー。 得意げに折鶴なんぞ作って見せたら「それ知ってる!」だって。
日本に英語の先生しに行った事あるからなのかな、がっくし。てか、私が単純すぎ。
↑バンガー大学から見た街の風景↑


<3/29@4th Day =英会話で感動!= >

バンガーYHに連泊することに決定。
バンガー自体は観光地でもなく、小さくて静かな街なんだけど、
カナーフォンなどの観光地へアクセスするのにちょうどいい場所だから。
で、この日はまずイギリスで一番地名の長い村、
Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogochへ。
なんて読むか聞かないでくれ。私も分からん。ただ、スランフェアPGと略すらしい。
駅の看板も長いよ〜。ただね、私ったら、カメラにフィルム入れ忘れてたから写真がないの(>_<)
なので、その長々しさを皆さんにお伝えできないのです。(アホと呼んで)
この看板を見たくて、来たんだけどね。
ここで初めて発見したんだけど観光地にはその地名の入った記念コインが作れる機械がある。
1ペンスコインをペタンコにして出来上がるのだ。お金が50ペンスかかるけどね。
コインの裏面はエリザベス女王のデザインで1ペンス硬貨もそうなんだけど、
それを潰してウェールズの地名を入れるってのは、ささやかなイングランドへの反抗かしら?
(ウェールズってのは「地方」じゃなくて、13世紀頃にイングランドに支配された「国」なんだよ)

右が1ペンスコインで左が加工したコイン

その後一旦バンガーのバスストップに戻ってカナーフォンへ。
この街はカナーフォン城で有名。
英国王室の王位継承者がPrince of Walesの称号を得る戴冠式が行われる城。
ウェールズを支配したエドワード1世によって造られた城の1つで当時最先端のお城なんだって。
バスからの風景がステキ。城壁周辺を歩くとタイムスリップしたみたい。城は大きく、塔が高い!
お金をはらって入場。塔に登れるんだけど、暗くて狭くて階段が急で、足がプルプルしてきた。
博物館としての魅力も充分で、ちょっとした解説的映画も上映される。
見たけど、何言ってるかチンプンでしたわ……

YHで自炊を始めたので、カナーフォンのスーパーで買出し。
小さな女の子が高い棚の缶を指して「あれ取って?」と私に頼んできた。
とっさに、「これ?」「はい、どーぞ」と英語が出てきた自分に感動!!
ありがとうと言われて照れちゃったりして。
YHに戻って夕食。その後、洗濯をしにランドリーへ。
そこで、ロンドンに留学にきている韓国人の女の子とおしゃべり。
何と1時間以上も英語で会話してた!(さすが留学生、ペラペラだった)
母国語を英語としない者同士、お互いの言ってることを汲み取ろうとしてたので、
不思議な連帯感があった。
覚えた外国語で交流ができるってスバラスイ(^▽^)


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