ウェールズ旅行記

<3/30@5th Day =明日はイースター= >

朝、昨日おしゃべりをした韓国の女の子とYHを出発。バス停で別れて、私達はConwyコンウィへ。
到着して、コンウィ城目指して歩いていると、カゴを持ったおじさんが寄ってきて、
「明日はイースターだから」と、タマゴ形のチョコをくれた。うわぁ〜い。
日本人は童顔に見えるって、ホントなんだね。明らかに子どもに話しかける口調だった。
そのチョコの中身は白と黄色のクリームが入ってて本物のタマゴみたい。しかし甘スギる。
コンウィ城は海(川かも)がすぐそこで、眺めがサイコー!
中世の騎士や村人の格好をした人たちがいて、雰囲気が盛り上がった。

けど、一抹の不安を抱えてたんだな、その時。
城に行く前にインフォメーションで宿を探したら、イースターの前日だからどの宿もイッパイだった。
…そんな事微塵も考えてなかったし…(脳みそフェードアウト)
これは野宿の危機。コンウィから北のLlandudnoスランドゥドノーへ移動して、宿を探す。 この街、とってもおしゃれ。

海がすぐそこで、海岸沿いにはホテルやレストラン(きっと縁がない)が並んでた。 この風景、例えるならディズニーシー!
ここにはYHがないので安いB&B(Bed&Breakfast。その名の通り、部屋と朝食を提供してくれる)で宿を取った。めっちゃカワイイ部屋で、2人ともエキサイト。

夕食はパブにしようとしたんだけど、私達はビール1パイントも飲めない下戸。 よって、普通のレストランで。
私は七面鳥のローストと食後にトライフルをオーダー。
いや、これが、クソマズイ。 どうしたらこんなにマズイ料理ができるんだ。 こんなメシ食べるイギリス人が、いや、こんなメシを旨いと思うイギリス人がかわいそう。 トライフルもまずかった。ガイドブックでは、イギリスの生クリームは濃厚だといってたけど、 砂糖なしであわ立てた生クリームみたい。甘くなかったんだもん。
↑Llandudnoの海岸で↑


<3/31@6th Day =ハプニングだらけの1日= >

寝坊した。いや、ホントは寝坊じゃないよ。サマータイムで1時間早くなてったの。
それを知らなかった私達は、周りの人間より1時間の寝坊だったわけ。(言い訳)
それをB&Bのおじちゃんに教えてもらった。朝ごはん待たせちゃってごめんなさい。
この日はサマータイム以外の事も教えてもらった。それは、Queen'sMotherの死去。
前の日にテレビでイギリス王室の番組を見てた。
その時は「皇室のある日本と同じで、イギリスも王室の番組あるんや〜」と思ってたけど、
あれは、追悼番組だったんだ。ご冥福を祈ります。

さて、Llandudnoには不思議の国のアリスのビジターセンターがあります。
各シーンを人形で再現してあって、部屋を進み、テープを聞きながらストーリーが
展開されていくというもの。なんと日本語のテープもあったりする!
実はこの人形、日本人の芸大生が卒業制作に造ったもの。
こんなトコにも日本が関わっていたんだね、しみじみ。

次の目的地Llanberisスランベリスへ向かう。しかし、いつまでたっても出発できず。
今日は日曜日。電車も、バスも大幅に減る。日本の土日ダイヤなんて目じゃないぜ。
さらにサマータイムで時間がずれた為、前日に時刻表を調べた努力は水の泡。
バスは通過するし、駅に行ったら2番線発の電車がなぜか3番線から出発しよる(要するに、逃した)し
この街から抜けられない!!!
後でバス停で一緒になったおばさんが教えてくれたんだけど、
乗りたいバスが来たらたって待ってなきゃ素通りしてっちゃうんだって。
サマータイムといい、イギリスのルールを身をもって知りましたヨ。

バスに乗ってスランベリスへ。バンガーで乗り換えだったんだけど、日曜はゴーストタウンのよう。
運転手のおじさんにスランベリスのYHに行くと言ったら、
「そこはバス停から4マイルあるよ。歩いてゆくのかい?」と。
親切なことに、なんと、YHの近くまで乗せてってくれた!そこはバス停じゃないのに!ありがとう!
感謝の気持ちイッパイでYHへの丘を登る。この道めっちゃシンドイ。
せっかく登ったのに、そこのYHはシーズンオフのため閉鎖中。ガビーン。
B&Bを探すも、イースターだからどこも満室。
普通のご家庭のゲストルームに転がり込んだ。みんな親切だなぁ。
そこのおばちゃんは気前が良く、何杯も「MoreCoffee?」とコーヒーを振舞ってくれた。
NOとはいえない日本人だが、さすがにもう飲めませんってくらい頂いたので
「MOREのおばちゃん」と命名。
イギリスのスポーツや音楽の話で盛り上がり、一緒に歌ったりして楽しい夜が更けていった。


<4/1@7th Day =グッタリ= >

MOREのおばちゃんは朝ごはんもたっぷり振舞ってくれました。
おなかパンパンだよ。ここで食べたシリアルが今まで食べたものより数段美味しかった。
ケ●ッグの新製品らしい。日本では多分発売されてないと思う。
箱にCRUNCH NUTS REDって、書いてあった記憶が。クランベリーか何か、
ベリー系のフルーツを干したものが入ってた。また、食べたいなー。
ケロッ●、日本の市場にもだしてくれぃ。
インフォメーションで安宿を紹介してもらい、そこで2泊することに。
スノードニアは雨がよく降るらしい。もともと、イギリスは天気が変わりやすいっていうしね、
スノードン山に登りたいから、天気悪い今日は体力温存で。
ってかさ、ここの人らは傘ささないの!?
傘さしてんの、私達だけなんだけど……郷に入っては郷に従え、か。
目立つしなぁ、ってことで、我々も傘をしまいました。
でもハンパなく寒いよ〜!みんな風邪ひかないのかなぁ。
ちょっと寒気と悪寒がするので、宿で一休みすることに。グースカ寝ちゃったよ。
相方に迷惑かけちゃった。スマソ。
ゆっくり休みました。明日は、ガムバッテ山に登るぞ!


<4/2@8th Day =スノードン山とお城= >


今日はスノードン山登頂に挑戦。スノードン山は、標高が富士山のちょうど半分くらい。
アーサー王が傷を癒す為に篭もったといわれている。保存鉄道もあって、それを利用する人も。
私達は元気に山をテクテク。しかし、山好きの人にはかなわないなー。
サクサク進んでくの。ずっと後ろにいたオジサンにすいって抜かれてしまった。(運動しなさい)
言い訳がましいけどね、足元がゴツゴツしてて、歩きにくいの。
羊達がノンビリ生息しとって、で、晴れた空は水色で、湖は深いブルー、草の緑。
目に広がる360度のパノラマ。眼下に広がる町並み。
美しい景色に険しい山の岩肌。なぜか壮大な気分になったり。
文章力がなくて、この感動と景色の美しさを語れないのが残念でならないくらい。
すっごく疲れたので頂上まで行くのは断念。鉄道を帰りだけご利用。
列車のゆれ具合がイイカンジで、寝てしまった。

ふもとに戻ったら、エアメールを出して、近くのお城へ。
そこで、また感動。なんと、ある本の表紙の挿絵とまるっきり同じ光景!
〜-広太のイギリス旅行-緑色の休み時間 三輪裕子・作 いせひでこ・絵 講談社〜
お城の名前は分からなかったけど。大興奮の2人。
↑これが本の表紙のお城!!


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