日常を連れて、非日常の旅。
★10/5 再びプラハ入★妹とバックパッカー2人旅。 【列車での感動】 7時ジャストに朝食。窓の景色は真っ暗。だんだん白くなり、明るくなってきた。 急いで食べて、荷造りして、7時35分にチェックアウト。 リュックしょってダッシュして41分発のトラムに乗車。 何と言うタイトスケジュール!時刻表通りに来たトラムに感謝! トラム車内。 駅に8時について、キオスクで昼ごはんのパンを買う。その後、チェコの通貨に両替。 文字は読めないけど、コレ、パンにはさんであるの、白菜だよね……? これまたエキセントリックな。本当においしいの?と思いながら恐る恐る食べたら、 激美味!! こんなにも芯が甘い白菜があっただなんて!妹も私も超感動。 それから、斜め前の席の男の人2人組(しかし私たちの席は進行方向逆を向いて座る席)が メッチャ笑っていた。 片方が何かしゃべると、もう片方が腹がよじれんばかりに大笑い。ノンストップ。 箸が転がるだけでも笑える年頃はとうに過ぎているだろうに。 何を話していたんだろう。本当に、ずーっとずーっと爆笑してた。 12時25分。プラ到着。ただし、到着した駅は本駅ではないので、メトロ(地下鉄)に乗ってさらに移動。 本駅でアルフォンス・ミュシャ(ムハとも。以降、舌を噛みそうなので、ムハとする)の絵を見る。 駅が美術館のようだ…! さて、プラハに着いたら1番にやらねばならぬことは、安宿探し。 駅のツーリストインフォメーションからもらえたのは、宿のリスト。 住所を見ても地図上ではどこに位置するのかわからないので、構内にある私営の宿紹介所へ。 なまりは強いがしっかりと英語を話すフレンドリーなお兄さん。 弁当を食べてる最中、すんませんね、安宿を探してるんです。 場所や予算などの希望を聞くと、それに見合った宿を紹介してくれる。 口調が激しくエキサイトして、お兄さんポロッとごはんをこぼしてた…。 プライベートトイレ無し(つまり共同トイレ、共同シャワー)で、地下鉄駅ちかく、 予算に合うところがあったので、そこに決める。Hotel Spaning。 メトロI.P.Plovna駅を降りて真っ直ぐ。玄関が謎だったが、バーの上の階らしい。 バーに入ってみると、店員が管理人を兼任してた。 ボロイ1重扉のエレベーターに重く暗い部屋。3F(日本でいうと4F)の1室。 ペンキでノッペリ緑色の部屋で、ちょっとかわいらしい感じ。 湯沸しポットが置かれているのは素晴らしい。貧乏旅行においてはポイント高し! 【街歩き】 さて、荷物を置いたら、プラハの街を散策♪ まずはムハ美術館。妹も私もムハの絵大好き。 中には、油絵や男性(女性だとしても中性的な感じ)の絵など、 知らなかったムハの一面に触れる。 素晴らしい作品の数々にウットリ。 ミュージアムショップでカレンダーなどムハグッズを買ってホクホク。 【旧市街】 市民会館は内部もかわいい。 下の写真はすぐ隣の火薬門。 この火薬門をくぐり、ツェレトゥーナ通りをまっすぐ歩いて、旧市街広場へ。 ヤン・フス像が改修工事中でガックリ。 世界遺産の天文時計台。 毎時0分に聖人のからくり人形が窓から顔を出す。ものっそい人だかり! 壁面がだまし絵になっている。アソビ心があって面白い♪ 他にも、美しい壁の建物が。 【チェコ料理でディナー】 旧市街広場周辺をウロウロして、見つけたレストラン。 チェコは豚肉料理がポピュラーと聞いて、豚肉料理を頼んでみた。おいしい。 妹は代表的なチェコ料理(スープ)の1つ、グヤーシュ。 グヤーシュはハンガリーでも聞いたことがあるので、東欧一帯にある料理かな。 国や地域でどんな違いがあるのか、確かめてみるのも楽しそう。 そしてデザート〜〜♪メインディッシュと同様すごくボリューミー。妹と半分こ。 通りをうろうろして見つけたお店、これはアタリだね、なんて話していたら 日本人ツアーの団体が入店してきて、「隠れた名店発見」気分が一気に下降。 けっこうポピュラーなお店だったのね…。 【人形劇】 チェコと言えば、人形劇。 旧市街広場から伸びる通りを行き、マリオネット劇場へ。「ドン・ジョバンニ」を観劇。 チェコ語なので何を言っているかサッパリ分からなかったけど、 でもなぜか何となく分かるのがスゴイ。 人形の動きが大胆かつ滑らかで、何をしようとしているのか、何を言わんとしているのか 伝わってくるんです。 いやはや素晴らしい。 【帰り道でハプニング】 地下鉄に乗って宿へ帰る。結構満員電車。 降りるとき、私の前に立っていたおばさんがなかなかどいてくれない。 むしろ、私を降口の反対へおいやろうとするから、ググッと押し返す。ぐぉああっ! ようやく電車から出ることができた。ぜぇはぁ。ナンなの、このオバサン。 先に降りた妹は、お姉ちゃんなかなか降りてこないから心配しちゃった、と。 宿に戻って、風邪薬(実はまだ完治せず、ずっと不調)を飲もうとカバンをさばくったら、 あれ?薬を入れてたポーチが無い……。 …あ。ナンダ、コレ?カバンが刃物で切られてる? ……。 アーッ!あのオバサン!!! スリだったんかぁー!私を降ろそうとしなかった不自然さが説明つくわ。 く、悔しい。 でも、不幸中の幸い、サイフは無事でした。はふー。 |
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