さえもん のび美の どこでもドアなし
オランダ旅行記


「この帽子、ドイツのもんだ?」「オランダ」。
イギリスから帰る呼び寄せ便をのび美が探してくれたのですが、
安かったのがルフトハンザとKLMだったんですよ。
空席状況から、後者の航空会社になったのです。
で、せっかくだから1泊してアムステルダムを見ていこうか、
ということになりました。


= 27th day 10/4 =
★KLMの飛行機★

オランダ・アムステルダムに着くまで1,2時間。「じゃあ、機内食は期待できないかもね」
だけど、朝だし、朝食か軽い物がでるかもね、と淡い期待。結構機内食好きなんです。
味ではなく、「飛行機でご飯を食べる」という非日常が好きなのよ。色気より食い気?へへへ。
で、アテンダントさんが、ご飯を配り始めて、「何がくるんだ×2!?」とワクワク。
アテンダントが少し腰をかがめて、聞いてきた。手にはパンが入ったバスケット。
「×◎(聞き取れず) or excellent?」…は?エ、エクセレント?
そ、そんなに素晴らしいパンなんですか?じゃ、じゃぁ「エクセレント」。
のび美はバスケットのエクセレントじゃない方を指差して頼む。
一体何がパンにサンドされてるんだろう?
のび美のパンはツナでした。ぁー、ツナって言ってたのか、私ヒアリングダメダメだー。
で、私のパンは エッグサラダ。卵のサラダ。
エッグサラダ…エグサラドゥ…エグセラドゥ…エグセレトゥ…エグセレント…エクセレント…
excellentって言って、よく通じたものだ。
「掘った芋いじるな=What time is it now?」と同系列か?

ちなみに、KLMのシートはゆったりに感じます。
さらに今回はビジネスクラスがあまっていて、早くブッキングした私たちは
そのおこぼれにあずかることができました。わーい、(比較的)広い!

★アクシデンッ!★
機内で疑問に思った事が。皆でかいスーツケース預けずに機内に持ち込んでるの。
空港に着いて、荷物を受け取ります。大きなベルトコンベアーがカタカタカタカゆっくり動いて
私たちの荷物はどこだー?とフライトナンバーを探して大きなコンベア―をうろついていました。
私たちの荷物を運んでいたのは数メートルの小さな直線コンベアー。
輪じゃなくて直線だから、さきっぽ=終点で荷物が詰まってる。
「世界のロンドンから来たのに、こんなちっちゃいコンベア待遇なの―!?」と不平不満(笑)
荷物を取ったら、のび美のリュックに異変が。ちょ、やぶれてるよー、コレ(怒)!
リュックはバックパッカーの勲章!背負えないリュックはリュックにあらず!
リュックを持たないパッカーはパッカーにあらず!どうしてくれるの!(大袈裟)
のび美はウェールズで城の本をしこたま買い込んだので、背負うとさらに破れそう。
なので、持ってきた大きなコロコロタイヤ付きのバック(というか袋)にリュックを入れて
移動する事にしました。うーん、歩きにくそう。
ここでちょっと時間をくってしまいました。アンラッキーだわ。

★アムステルダム市内★
さてさて、空港から市内へ移動します。
電車のゾーン制がよくわからないので、直接窓口でアムス中央駅までの切符を購入。
駅に到着!東京駅はアムステルダム中央駅をモデルにしたとあって、うん、似てる!

トラムの電線が多いけど、ステキな景色


駅のすぐ前に、インフォメーションがありました。それにしても凄い人だ。
週末だから宿を取るのは難しそうだな、と思ってたら、日本人カップルが声をかけてきました。
とても感じが良くて、安宿をとるにあたって、色々アドバイスをくれました。
YHは満室である事、「ホステル」も満室だと断られてしまう事、
1階にバーがある安宿は要注意、なぜならマリファナ合法なので臭いがするし、ガラも悪げ
中心部から2〜30分移動した所ならまだ残っているかもしれない、と。

ちょっと怪しげな男の人が「Hostel?Japanese?Chinese?Korean?」と付きまとってきた。
No、No、Noでござますわよ。てか、Japaneseだったら何なのさ。
さてさて、観光客で溢れたインフォメーションへ。
じっと待って、ようやく私たちの番がまわってきた。
やはり安くて駅近くは満室だって。安くても近くても治安の悪い地域は避けたいしなぁ。
ここから2〜30分の範囲で、2人で80ユーロまでなら出せる、と頼んでみた。
すると、75ユーロの宿があるって!週末だってことを考えると、上々だ。

★TRAM★
iの係の人の英語はとても上手で聞き取りやすかったです。
きっと私たちは英語圏人じゃないと分かって、ゆっくり喋ってくれたのだろう。
オランダ人は英語が上手と聞いた事があるけど、この係員で納得してしまった。
しかし、街は当然オランダ語で溢れている。
iで予約した宿まで市電で移動。この地名なんて読むの?今なんてアナウンス入った?
運転士に「ココに着いたら教えて」ってオランダ語で言ったのに、運転士すっかり忘れてるし!
まだですか?って聞いたら「さっき過ぎちゃったわよ。ココで降りなさい」。ぇええぇぇ!?
だけど、通過したのは1駅だけだったので、迷子になることはなく、無事宿に着きました。

★アムステルダム市内★

街中にデカい木靴発見!誰が履くんだ?
てなワケで2人で履いて(入って)みた。もちろん、シャイなので私たちの顔はシークレッツ

チェックインして荷物を置いたら、アムス市内観光です。
しない真中で降りて王宮などを見ていきます。
建物は可愛らしくてステキなんだけど、何だかゴチャゴチャして見えるなー。
どどんと中華街があって、ユーロピアンな建物に漢字の派手な看板て、どうかなぁ…

オランダ名物クロケット(コロッケのルーツ)を食べたくて、店に入ると
イスラ〜ムな音楽が店内に響いて、西アジア系のオジサンが接客をしている。
ここはどこだ?
しかもこの店、ドラゴンボールのポスターが貼ってある。
だけど、吾飯と思しき人物が二人もいるし、クリリンがやたら小さい。 …これ思っきしコピーやん…
さらに、のび美、店員に「Korean!」と呼ばれて憤慨。

さらに街を進むと、「エクスタシー?LSD?」とドラッグの密売人がサクっと声かけてきたり
普通に大人の玩具ちっくなものがディスプレイされた店を発見したり。
ここが東京都だったら、石原さん大憤慨だろうなぁ…なんて思った(というか、本気でビビった)。
マリファナもOKだし、考え方が違うんだろうなぁ、と痛感。
どの考え方が悪いとか正しいとかは決める事じゃないけど、
個人的に好きになれないなーと思いました。
※…ハードドラッグに手を出させないよう、 これで手をうったと聞いた事があります

駅から近い涙の塔は、今はカフェになっていました。
タリンでみたキーク・イン・デ・キョクにも似て、可愛らしい建物。
王宮前のダム広場で石畳や景色に喜んでいましたが、疲れが溜まっていたし、
雨が降ってきたし、寒いし、だいぶダラけてしました。うん、ヘトヘト。
 
(左)アムステルダム市内の運河 (右)ダム広場、王宮

= 28th day 10/5 =
★最終日★

寂しいなぁ、今日で旅も最後であります。
宿の朝ご飯(バイキング形式)をガッツリ食べて(かなり食べた!)、出発の支度。
今日は天気が良いので、昨日と印象が違って見えます。
お昼に発つ便なので、散歩程度に建物を眺めながら駅まで歩きました。

空港でお土産を買いました。ドロステのココアを自分土産に。
最終日、もう移動がないので、しこたまお菓子買おうと思ってたけど、
いざ買い物するとなると、「ぅ、高い。やめよう。もったいない」てなってしまいます。

★こんなところでジョニー・デップに会った★
決して本物が、しかもエコノミーに乗ったのではない。
話題の夏休み映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」が上映されたのであります。
ひゃっほ〜ぅい♪10時間という長いフライトに、イイ男…じゃなくて映画は必須です。
しかし落し穴が一つ。台詞は英語、字幕はオランダ語。……話が分からん!
「ちっちっちっ、キャプテン・ジャァック・スパァロ〜ゥ。」
ふぅん、船長なのか、くらいしか分からず。えーん
だけど、機内食が美味しかったから、まぁいいや。

あっという間のロシア→エストニア→ポーランド→イギリス→オランダの旅は
終わってしまいました。もっともっと長く滞在して、その国のことを
少しでも多く知りたかったなぁ。こんなに長期の旅もそうそうできないし。
でも、帰って3日したら、タイへ1週間行くんだけどね☆

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