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★8/13 脱・沿ドニエストル★ 【レジストレーション】 昨日からの下痢は治ってないし、おなかが重くて食欲ないし、この街には華やかさがないし バストイレは狭いし古いしで、とても閉塞感を感じていた。 体調が悪いと弱気になるものなのね。 7:30頃にホテルの管理人が来て(起こすんかいっ←起きてたけど)紙を１枚渡された。 チェックアウトしたら警察へ行って外国人登録しろとの事。 そ、そそそそそそそ、そういうことは早く言ってよー！ 警察はどこにあるか場所をきく。口頭じゃ分からないので地図を… でもロンプラの地図はとても簡潔な上に英語だから管理人も読めないし、弱ったなぁ。 すると別の管理人が割り込んできて、なにやら相談。 すると電話をしてタクシーを呼んだ。聞くと15ドニエストルルーブル(長っ)くらいとのこと。 距離も相場も分からないけど、値段だけならそんなに高くないからまぁいいか。 数分してタクシーがやってきた。ひょひょいっと乗る。 万が一を考えて車窓を眺めて必死で道順を覚える。 8:30頃、警察に到着。 しかし開くのは9:00からだった。がーん。 30分待つのかー。 タクシーの運ちゃんはそんなにも待てんとばかりに金払えという。 くーっ！往復じゃないのか！ しかたなしに運ちゃんにお金を渡す。ヤツの「Bye-bye」は非常に非情だった。 あーぁ帰りは自分でなんとかしろって事かぁ。万が一の一になっちゃったよ。 警察の前には他にも４、５人の地元人が待っていた。 えっと…彼･彼女らは…何しに来たの？出頭？ 一人のおじさんが「順番だからね、君は彼の次」というような事を言った。 そして銀行の何かの登録をしに来たらしい。 重要っぽい紙ぺらを見せてくれた。 10分早く扉が開いた。 何でか分からないけど、１番最初に通してもらえた。あれ？順番は？ 悪いねぇ〜とヘコヘコお辞儀をしながら部屋に入る。 部屋にはお姉さんがリゾートちっくなファッションに身を包み 大音量の音楽(ノリノリ)を流していたのでビックリ。ここ警察よね？ お姉さんはなにやら紙切れ(！)にメモをし、帳簿に必要事項を書き込んでいく。 あのー、手元にあるパソコンは何のためにあるんですか？ しばらくして私にサインを要求。 サインなのに帳簿じゃなくてそんな紙切れでいいの？ でも感じの良い人でよかった。 音楽を聞いているせいか、終始ウキウキしながら対応してくれました。 無事に手続き完了★  【アウトガラまで】 さて、レジストレーションも済ませたことだし、 アウトガラ(バスターミナル)まで歩いて行かねば。 道をよく見ておいてよかった…。 そして道が碁盤目状でよかった…。 もし道がくねくねで遠かったら泣いちゃうよ。人通りもまばらだし。 自分の記憶とロンプラの地図と通りの名前を照合しながら進む。 ５分くらい歩いていたらその全部のパズルがきちんとはまって 一 安 心！！ 30分くらい歩いたら見覚えのある景色に出て 一 安 心！！ 昼ごはんのためにパンを買う。昨日のパン屋さんで同じものを。↓コレ  おばあちゃんにこれが好きだとアピール。 「ヤ リュブリュー エタ〜」 「うふふふふ」 それからアウトガラの近くの小さい商店で飲み物を買う。 リンゴみたいな梨みたな、ちょっと不思議な味。 それから非常食にポテトチップスを買う。(げりっコなのに) どちらもロシアの製品のようだ。ロシア語が書かれている。 旅行前から入国当初は怖いくて謎に満ちたイメージがあったけど 今日、無事にアウトガラに着けて、お気に入りのパンも買えて、 警察のお姉さんもパン屋のおばあさんも人当たりが良くて ここにいる人たちだって普通の市民なんだなって思えて、 「なんだ、ベンデリーも悪くないじゃん」と思えるようになった。 【モルドバ再入国(?)】 キシナウ行きの切符を買うためにアウトガラの建物の中へ。 ここで切符を売っているもよう。 窓口でモタモタしていたらおばさんに抜かされてしまった。ぎゃふん↓ でも横から見ていたらキシナウに行くようで、 「キシナウ？」と聞いてみたら、私の分も頼んでもらえた。わーい↑ どうやら米ドルでも買えてしまうらしい。 ２ドル払って５レイ(もちモルドバレイ)が帰ってきた。 何故に沿ドニエストル通貨のお釣じゃないのか。 キシナウ行きだからでしょうか。 もーワケワカラン。アメージング！ 切符を買ってアウトガラまで行くとちょうどバスがスタンバっていた。 グッタイミ〜ン♪ 10時頃には出発できました。 そして国境にさしかかる。今回はパスポートチェックがあった。 行き同様すっごくドキドキしたけれど、イチャモンつけられることもなく 通行料という名の賄賂を要求されることもなく、無事に通過。ラッキー☆ 地元民が乗っている中、私はメチャ目立って 色々質問攻めに合うと思っていたけど、な〜んにもナシ。 ほっ。 |
