★8/4 脱出!★ 【スティーブ・マックィーン、大脱走】 午前中は激しい雨で、外に出る気が起きなかった。 でも、今日も蚊に悩まされて2度寝するゆとりもない。 今回が旅始まって以来の1人部屋。 話し相手もいないし(それはそれでフィーリングフリー♪) つけてたMTVっぽいPV流しまくりの音楽番組も もうPV1周しちゃったし。しかもUSヒットチャートばかりだし。 た、退屈だーヽ(`Д´+)ノ 出よう。街へ出よう。 時計を見ると11時ちょい前。 きっと旧市街をウロウロしてたらちょうどよいランチ時だ。 ここの宿ではオーナーが滞在客のパスポートを預かる。 外出する時に申し出れば返却してくれる。 で、レセプションへ降りていったら… 誰もいない…… しかも、玄関が厳重に鉄格子&南京錠でロックされている! 完っ璧に外へ出られないよー! おまけに雨ザーザーで重い空気。暗い室内。 気分はまるで牢屋に閉じ込められたみたい。 私を出してェェー! あのー、いくらお寝坊さんでも、11時ですよー! きちんと商売してください(T_T) 本気で窓からでもでてやろーかと思った(笑) レセプションのドアも鉄格子&南京錠で入れなかったけど、 この宿は壁はさんで隣に庶民的なバーとレストランが併設(INNみたい) されていて、そこの窓から進入可能だった。 わ、私のパスポートは無事だろうか… どっかマフィアに売ったりはしてないでしょうねぇ… 考えすぎ? 無い運動神経をノソノソとフル回転して窓をくぐって、レセプションへ。 一応、私のパスポートは無事だった。 でも、こっから脱出できそうな窓や扉がない… しょうがない…オーナーを探そう。この建物のどっかにいるハズだ。 パスポートを元あった場所に戻して、建物を巡回。 「管理人専用部屋」っぽいのは見当たらず。 え、ぇえ〜い、宿泊客の皆さん、ごめんなさいっ! 1室1室、お邪魔させていただきますよ。(ぅぅ…迷惑行為だわ…orz) まずは1番の部屋をノック。返事なし。誰もいない? 次に2番の部屋をノック。シャワー浴びたてほやほやのオジサンが登場。 ただの宿泊客。もちろん、オーナーがどこにいるか知るヨシもない。 す、すみませんでした… では次…と思ったら、1番の部屋から「呼んだ?」と 若い魔女のようなオーナーが寝癖のついた頭で出てきました。 いつまで寝てんだYO! 無事にパスポートも返却されたし、外へも出れた! そのころには雨もあがっていて、なんだか「シャバの空気はウメェー!」 【バイア・マーレ旧市街】 工業都市バイア・マーレは私が思っていたよりは小さい街だった。 旧市街もブラショフに比べると規模が小さい。 (そして観光客もそれほど沢山ではない様子) 気温もほどよく、広場もゴミゴミしておらず、オープンテラスもまったりな空気♪ まずはカフェで休憩。 トイレを借りようと店の奥に行って使えるか尋ねたら 店員さんが"マジでキスする0.5秒前"だった(笑) ジャマしてゴメンね。 |
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