★8/4 世界遺産の教会へ★ 【さて、次はどこへ行こう?】 さて、旧市街の外観はざっと一通り見ました。 どっか博物館入ろうか、はたまたショッピングでもしようか… 時間は3時… そうだ!スルデシュティの木造教会(世界遺産)へ行こう! バスは所要時間35分で1日4便か…ちょっと怪しいなぁ。 でもタクシーなら十分見て帰ってこれるハズ。 ここマラムレシュ地方(バイア・マーレはマラムレシュ県の県庁所在地なんだって)には 独特の木造教会が多く残っているらしくて、8つの教会が世界遺産登録されている。 中でもそのスルデシュティのものは有名のようだ。 旧市街を抜け、新市街の方へ足を運ぶ。 行き着いた先は革命広場。この辺にタクシーが何台も待機している。 ルーマニアには白タクが少ないみたい。少なくともロシアより。 皆はどんな風にしているのか周りをキョロキョロ見ていたんだけど、 どうもタクシーの乗客は助手席に乗るっぽい。 ならばイケメンのお兄さんが運転しているタクシーの方が ちょっとしたデート気分が味わえてイイよね♪ ←ぉぃぉぃ。 個人旅行なんだもん、こういう変化球的な楽しみ方もしなくっちゃ。 で、できるだけ新しそうな車体で(あんまり古いと本格的にボロくて怖い)、 できるだけお兄さんが運転手のタクシーを探したんだけど… おらへんがな。 世の中はそんなに甘くはありません。 最終的には「悪人ヅラそうな運転手以外」の消去法で探してしまいました。 で、メーターもちゃんとついてるタクシーで。 なのに何で乗る前に値段交渉してるんだろう、私(^^;) 値切ったりするの苦手なのになぁ。 往復だったからかなぁ?忘れた。 最初の先方の言い値は40レイ。次に30レイ。頑張って25レイ。 何とか これが妥当なのかボラれたのかは分かりません。 【スルデシュティの木造教会】 途中ガソリンスタンドに寄りました。 セルフのようです。 (後々分かったのですが、もっぱらセルフのよう。ヨーロッパはほとんどセルフらしい) ちょっと運ちゃん、万一ガス代要求してきたら怒りますよ。 ▼スルデシュティの教会へ行く途中も、木造の教会がありました。 教会へ着くまでの道は一面緑な牧歌的田園風景♪ 幅の広い農道を走っているという感じがします。 そして、路肩でよくルーマニア独特(?)の十字架を見かけました。 日本で言うとお地蔵さんが道端にいるような感じなのかなぁ? 下の写真のものは、ブラショフにあったものだけど、まぁこんな感じ 運転手のオジサンも、この教会に行ったことがないのか? 道行く真正ジモティに行き方を尋ねていました。 そして「ぇえ〜?こんな所車通るの?」という細い道を抜けると… 少し広い平地に立派な木造の門が立っていました。 その奥には、木の陰から頭をのぞかせている教会の塔が! これがスルデシュティの木造教会だー! (左)この塔、高さが72mもあって、フェンダーに収まりません! (右)なので絵葉書で全景をご覧下さい。 近寄ると神父さんの家族(?)らしい老婆とママと赤ん坊がいて、 こっちへ手招きしていました。 タクの運ちゃんも興味津々。 あ、「地球の以下略」にはあたかも"見せてもらえますよ"的なことが 書いてありましたが、入場料いりました。 おそらく外国人観光客は払う義務があるのだと思われます。 まるで昔話の絵本から飛び出してきたような大きな鍵(つまり当時のまま!)で 扉を開け、中に入ります。 その雰囲気に思わず言葉を失ってしまいました! 許可をもらったのでアルターの写真を1枚撮りました。ご覧下さい! 圧倒されました。 柱や椅子、これら全て木でできたいました。 木は肌に「ぬくもり」よりも「時の流れ」の重みを伝えてきます。 時とともに黒くなっていて、もう木ではないように思えました。 素朴で、これがルーマニアらしいポイントなのだろうか。 まるで別世界のようだった。この世界をずっと大切に守っていってほしい。 教会の外にはお墓もありました。 世界遺産、見ごたえのある観光名所…でも、それ以前に ここは地元の人が祈りを捧げる場なんだよね。 ふと気が付くと、タクの運ちゃんも悦に入って見物していました。 |
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