さえもん のび美の どこでもドアなし
イギリス旅行記

=12th day 9/22=
★コンウィ城★

今回も行きます、コンウィ城。
とてもきれいに残ってる城なので、のび美の資料収集の要です。
なのに!朝から物凄い雨風。台風接近中級に凄まじく、折りたたみ傘折れそう…
雨が弱まる事をうっすら淡く期待して、まず土産物やに。
ケルト美術の本が多かった。1冊、資料になりそうな本を買いました。
別の土産やさんでケルティックな指輪を発見。のび美とおそろいで買いました。旅の記念にね。
おもちゃの指輪でメッキだから、今ものすごいことになってます。

結局雨と風が弱まらないまま城内へ。写真撮るのに必死です。
教会塔は風が通りにくいので比較的暖かい。賛美歌が流れていて荘厳な雰囲気。
塔の窓側から見える橋をスケッチしてのび美を待ちました。

2時間くらいしてからかな?そろそろお昼ごはん食べたいよねってくらいの時間に城をでました。
お城の出入り口すぐそこにベンチがあって、そこで用意していたパンを食べました。
そこで、一人旅している日本人のおじさんが通りかかり、お話をしました。
息子さんのマイレージを使って(破格値でマイレージを買収)してJALの、
しかもファーストクラスのフライトに乗ってきたとか!
担当のアテンダントがつき、ウェルカムシャンパンまで出てくる。
ひぇ〜、世界が違う!初めて聞くファーストの実態に驚きを隠せない貧乏パッカーの2人。
「でもうちら下戸だからシャンパン出てきても飲めないよね…」と自らを慰めてみる。
おじさんは快男児、という言葉が似合う感じの方で、ファーストできながらもバックパック旅行。
「土産なんか買わないよ。荷物になるし、これは俺が楽しむ旅行なんだから」
と、年に似つかわしくない軽快な足取りで先へと進んでいきました。
おじさん・おばさんの海外旅行って、団体で添乗員の旗を目印にゾロゾロ動くというイメージが
あるので(ロシアでそんなんばかり見てたので)、そのおじさんはとても快活な印象でした。

★the Smallest House★
ごはんを食べ終えて、次はスモーレストハウスへ。ギネスブックに載った本当に小さい家!
最後に住んだのは190cmの漁師だというから驚きです。
入り口に民族衣装を来たおばさんが立っていて、どこから来たのか尋ねてきます。
答えると、その人の母国語の解説テープを流してくれます。もちろろん、日本語あり。
中に入ると、一言。「狭ッ!」本当に狭いです。
2階もあるのですが、2階というより、ロフトだよ、こりゃ。
ワンルームのアパートに時々見られる、ベッドが天井から数10センチのところにある、あれ。
広さはそうね…4畳あるかないか、くらいかしら。物がひしめき合ってたのでピンときません。

赤い壁のがスモーレストハウス。隣の建物と比べて背も低いです

★豪華?な夕食★
今晩もまた同じ店のフィッシュ&チップス。
コールスローの残りと一緒に食パンにはさんで、フィッシュサンド。これが美味。
なぜか飽きもせずにお腹イッパイ食べました。


=13th day 9/23=
★まずはBetws y Coed★

今日はのび美と別行動の日です。
彼女はデンビー城へ、私はアイステズヴァドが毎年開催されているスランゴレンへ。
スランゴレンへの道のりは遠く、バスか電車でまずBetws y Coedベトウィス・イ・コエドへ。
1時間くらいかかりました。ここはトレッキングのメッカのようで、大型バスもきてました。
日本で(しかも東海地方で)例えるなら、乗鞍岳のような感じでしょうか。
おじさん・おばさんがわいわい降りてきました。
中には、私を見かけると小走りで近づいてきて、「トイレはどこ!?」と聞いてくるおばさんも。
言葉は違えど、日本のおばさんと同じ空気を放ってました。

インフォメーション(@)でスランゴレン行きのバスを確認。
@の係員がそこまでのルートはVERY NICE!と大絶賛したので、とても期待。
バスが来るまでは1時間ちょっとあるので、散歩して、お昼ご飯をたべることに。
教会の方へ歩いていくと、草木の茂みの奥に吊り橋があるのを発見!渡ろう。
小川を越えると、羊の放牧。私のほうに歩み寄ってくるかわいいヤツもいまいたよ。

うまく撮る事が出来た!個人的にはブラックシープの方が好きです
★スランゴレンまで、ショーン・コネリーとバスの旅★
イギリスにしては優秀な事に?定刻どおりバスが来た。5分くらい遅刻と思っていたので驚き。
運転士はショーン・コネリーに激似のダンディなおじさん。さあ、出発であります。
ベトウィス・イ・コエド〜スランゴレン間、1日に4本。=往復2本。少なっ!
後から乗る客もなく、ず〜っと私の貸切状態でした。
@で言われたとおり、とても美しい景色がいっぱいに広がります。
ローマ時代の道(脇に石垣がある)や、小川が流れて、小さなアーチ型の石橋。
何と言ってもウェールズらしい緑の丘陵に白い羊、青い空、白い雲。ステキ!!!
この丘を全速力でダッシュして転倒してみたい。気持ちいいだろうなぁ。

美しい景色です。窓ガラス越しなのでちょっと手が写ってしまいました

そうこうしている間に1時間が経ち、スランゴレンに到着。

★Llangollenスランゴレン★
スランゴレンは思ったより小さな町だった。山間の町なので、すぐそこが山。(当然か)
とてものどかですてきなところだなぁ。
地図がないのでわかる範囲で行動する。迷子になって4時の最終バス逃したらシャレにならん。
子供達の「one two three…three four five…」という声が聞こえてきた。なんだろう?
近づいてみると、そここそ私の行こうとしていたVICTORIAN SHOOL MUSEUMであった。
その名の通り、ヴィクトリア時代のウェールズの学校を再現した博物館。
当時の学校教育は英語が使用され、ウェールズ語は禁じられていたんです。
学校の卒業証書をお土産に買う。誰にって、私に…卒論完成して卒業できますように祈願。

橋の上からSL=保存鉄道を見ることが出来ました。
プォオ――って汽笛が聞こえてくると、ウキウキ。かなり童心にかえってます。
パン屋さんでウェルシュ・ケーキ(ホットケーキみたいなスコーンみたいな)を買って、
本屋さんでアイステズヴァド(音楽の祭典)のパンフレット買って、満足。

4時になったのでバス停へ。そしたら5分前にコネリーさん(例のバスの運転士)がスタンバイ。
おおお。しかもお帰りって勢いで手を振ってくれている。
帰りのバスも私の貸切状態。
途中SLが見えると「あれに乗ってきた?見えるかい?」とスピードを緩め、
キレイな渓谷が見えると「とても美しいビュースポットだよ」とスピードを緩めてくれました。
嬉しいなぁ。でもあっという間に楽しい1時間は過ぎてしまいました。
バスを降りる時、コネリーさんがHave a nice day(trabvelだったかな?)!と一言。
いやぁ〜、あなたのおかげでとてもいい時間を過ごせましたよ&heart;

バスを降りたら、電車に乗り継ぎ。よくよく線路を見たら、単線でした。ははん。
とっても寒くて、時刻表通りにオないイギリスの電車をこよなく恨む。
電車に乗って、B&Bのあるスランドゥドノへ。途中コンウィ城が見えました。

のび美とはB&Bで合流。交通の便の都合でどうしても6時回ってしまった。
6時を過ぎると、お店が続々としまってしまう。結局今日もフィッシュ&チップス。
もうおなじみさんだーね。店員さんの顔が「今日も、いらっしゃいませ。」
もうフィッシュ&チップスのことをフィッシーって愛称つけて呼ぶようになりました。
さらに45ペンスのヨーグルト(日本の100円のやつより大きい!)をおつとめ品?で10ペンスで
買えてかなりお得な気分&満足。
フィッシー食べてお腹みたして、シャワーして、おやすみなさい。


=17th day 9/24=
★スランベリス★

スランドゥドノからバスでバンゴールへ。そして乗り換えて、スランベリスへ。
前回そこを訪れた時は、急な坂道を登った私たちを閉鎖中のYHが迎えてくれました。
今回は…今回も閉鎖中。ただし、17時からオープン。現在お昼。 ヤラレタッ!
けど、予約はできるんです。ドアのポストにYH会員証を入れて予約が出来るシステム。
会員証を入れたらまた坂を下って、スノードニア保存鉄道の土産屋へ。
絵本の挿絵になっていたDolbadarn城へ(今回も)行き、のんびり時間を潰しました。平和だ。
SPARで夕飯の買出しをして、前回おせわになったMOREのおばちゃんの家へ挨拶に。
記憶が曖昧だと思っていたけど、ちゃんと覚えていました。家に行けました。
だけど、チャイムを鳴らしても誰も出ないので、どうやら留守のよう。改めて訪れよう。

★ゲゲゲな夕食★
ごはんを食べてからおばちゃんのうちに行くことにしました。
今日のメニューは連泊なのでパスタに挑戦。トマトソースのスパゲティ。
ソース缶を鍋にあけてあたためよう。……!?麺が入ってる!!
「スパゲティトマトスープ」という名前だと思って買った缶詰、よくよく見ると実は
「スパゲティinトマトスープ」!!だから麺が入ってるのか!
しかもアルデンテなんかクソくらえなくらい、茹で過ぎ柔らか過ぎ。ぅぅぅ…
かなり醜い夕食になりました。食感はともかく、味はまぁ食べられるくらいでしたよ。

★MOREのおばちゃんと再会★
ごはんを食べ終わったらさっさと後片付けをして、おばちゃんの家へ出かけました。
ピンポ〜ン♪と鳴らしてからおばちゃんが出てくるまでの数秒間、ドキドキ緊張。
「なんて言おう、て言うか私の顔分かってくれるかな、」
ガチャ。
「ハ、Hello、Do you rebember me? Last easter...」
「Oh〜〜〜!!Come in,come in!!」←確かこんな会話
ひょこひょこおばちゃんちにお邪魔します。わーい。お茶をいただく。
ほの暗い部屋に浮き上がるように赤い炎の暖炉。あったかい。
ウェールズを再訪することが決まってから、またここにくることを決めていたので
前回一緒に旅をした相方に手紙をかいておいてもらった。
おばちゃんが感動しながら読んでくれてる。
こないだパリへローリングストーンズのコンサートへ行ったとか、
相方は今韓国へ留学してるとか、
私たちの置手紙をまだ残しておいているとか、そんな話をしました。


=18th day 9/25 =
★トーマス★

今朝はゆっくりの起床。11:10発のLakeRailwayに乗る。
青色の、トーマスそっくりの蒸気機関車(てかむしろトーマスという名の汽車)
に乗って、湖をまわる。
料金は5ポンド。
ポ――――――ッという汽笛を鳴らしていざ出発。
子供と同じ車両に乗り込んだのだけど、このお子様兄弟に
負けず劣らずのはしゃぎっぷりを見せる、私たち。
途中下車のできる小さな駅に木でできたアスレチックがあって、
童心に返って遊んでみたりした。だれも近づかなかったのは言うまでもない。
外の景色を見ると、カヌーをしてる人や、ロッククライミングをしている人が。
ここいら一帯は、アクティブなレジャーが楽しめるようだ。
昼はステキなことに、湖畔でサンドイッチ。

★午後★
午後はYHでのんびりと今後の予定をたてる。
明日からはバンゴールに泊まって、ボーマリス城とメナイブリッジ、
その後、のび美はここから南のクリッキエス、ハーレックが目標。
私は特に何も決めてない。会社の専務がスコッチ好きなので、
ハーレック&クリッキエスは行かずに単独でスコットランドに行くことにした。
あ、一言加えるけど、ケンカしたからじゃないよ。

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