=4th day 9/11 はれ= ★チタに到着!!★ 朝早くに念願の地チタに到着。寒くて起きたくらいで、あるもの全て着込んでもまだ寒い。 外を見るとうっすらと白い霜があちこちに。 駅舎は暖房が効いていてほっと暖かい。 電光掲示板にはモスクワの時間(ロシアは広いので国内でも時差がある)と気温が。 な、なななな何と!!−1℃!!!息が白い、手がかじかむ! そして寒さで顔がこわばるというか、固まるというか、ハッキリと喋れない! 現地の人はセーターとかコートとか、暖かそうな格好をしている。 これからもっと寒くなるのに、それ以上に何を着るんだろう… チタ駅前。早朝なので閑散としてますが、昼は多くの人で賑わってました ★チタのトイレで思った事★ ココの公衆トイレは6p。ハバロより高い分、きれいだった。 やっぱり和式チックなしゃがみこみ式。水を流さなくてもいいんですよ、これ。 ずっと水が流れてるから。これなら「音姫」要らず!? 荷物があるのでのび美と交代でトイレへ。入り口で待ってる間、現地民を人間観察。 結構軍服を着た人が多い事に気が付いた。ははん、さすがロシアですな。 (とは言え、軍人と警察の違いがいまだに分からず) 彼らはお金を払わず顔パスで通っていった。払ってる人もいたけど。 軍人って、市民にとってどんな存在なんだろう? ★チタの街中へ★ チタって、山の中にある街だと思ってたけど、いやいや、なかなかの都会。 後で知ったんだけれど、空港もあるらしい。 通りが広くて、大きなレーニンと思しき人物の像がそびえ立つ。(工事中で近くで見れなかった) 建物もステキ。中でも目を引いたのが、ペンキの色のセレクト。 例えば、ペルグリーンに白、というかわいいと言えばかわいい、でも悪趣味な建物。 ペンキ塗り替え中の建物もまた然り。まるでディズニーランドのアトラクションだ。 毒々しいけど、かわいい。あと数年したら見ごたえのある街になるんじゃないかなー。 残念なのは、本屋さんを見つけれなかったこと=現地地図をGETできなかったこと。 だから博物館など見所スポットに行けなかったんです。 ★チタを出発★ 午後、再び列車に乗り込む。今回は男の人(とくに兵隊さん)が多いなぁ。 同じコンパートメントには私たちと30〜40歳くらいのおじさんと軍服のお兄さん。 お兄さんは自分の軍服を指して「僕は軍人だよ」と不思議な挨拶をしてくれました。 後で一緒に写真撮らせても〜らお♪と思ってたけど、間髪入れずパンツ一丁におなりになって、 他の軍隊のお兄さん方も人目を気にせずパンツ一丁で仲間のコンパートメントに集まってました。 部屋を間違えてパンツ一丁で来られた時にゃぁ…びっくりでした。 ★スラーバおじさんのロシア語講座★ 同じコンパートメントのスラーバおじさんと仲良しになりました。 おじさんはとても親切な人で、一緒になって時刻表を確認してくれたりしました。 スラーバさんは仕事でウラン・ウデ(チタとイルクーツクの間にある)まで行くそうだ。 妻と、息子と娘がいるって家族の話をしてくれた。単身赴任か、出張かな。 私が全くロシア語を話せないので「君はもっとロシア語を勉強するべきだよ」と 新聞を取り出し、写真を指差して色々単語を教えてくれました。 一緒にビールを飲んで(頑張った、下戸)おつまみに日本から持ってきたごませんを。 会話集に付いている辞書をひきひき、ゆっくりと会話が続く。 そしてスラーバおじさんの口から「僕たちは友達だ」という言葉が。 照れくさかったけどすごく嬉しい。「友達」「友達」とロシア語で繰り返して答える私。 ウラン・ウデには現地時間で1時ごろに着く。 それまで起きていてさよならを言いたかったけど、眠たくて起きている事が出来なかった。 ちょうどおじさんが帰ってしまった後の夢を見たのだけど、 起きたらまさにおじさんが列車を去った後だった。 さよならを言えなくて、本当に残念。一期一会とはよく言ったものです。 今、おじさんはどうしてるかな。元気に仕事してることを祈って。 =5th day 9/12 くもり= ★イルクーツク到着!★ シベリア鉄道に乗っている間は、お風呂に入れないので、かなり汚ギャル化が進んでおります。 頭をボリボリ掻きたくなる事もしばしば。本物の汚ギャルはどうしてるんだろ。 駅から市電の線路に沿ってルーシホテルまで。 車(しかもみんな汚いオンボロ!)が多くて、空気が四日市ぜんそく級の汚染ぶり。ぉぇ。 イルクーツクは金沢市と交流があって、金沢通りという通りがあります。そこには石灯籠も。 金沢通りの看板。ビミョ〜な日本語っぷり ★いざカールマルクス通りへ★ チェックインしたら、フロントにパスポートを預けます。 宿泊する際には、外国人登録みたいな手続きが必要なので、パスポートを預ける必要があります。 返却してもらえるまで外に出れません。(万一外でパスポート提示を求められても困るので) で、1時間ほど待ち、ホテルの外へ。目指すは町で一番大きいカールマルクス通り。 まずは本屋で買い物。ロシア語アルファベットの絵本の、しかもかわいい挿絵のが欲しくて! のび美と真剣になって店内をウロウロ、かなり物色。 みにくいアヒルの子や、3匹の子ブタなど定番ものはもちろん、 みんな大好きくまのプーさんもありました。ソ連時代だったらなかったんだろーなぁ。 ★中央市場★ ハバロフスクで市場の魅力に取り付かれたさえもん&のび美。 ここイルクーツクにも中央市場があると知り、迷わずレッツゴー。 ホコ天のような広い通りに出ました。そこは食べ物の露店(むしろシシケバブ)が多い。 余裕でランチタイムを過ぎたと言うのに何も食べていない私たちは空腹の極み。 じっくりと焼き上げられているお肉がとっても美味しそうなので、シシケバブに挑戦。 モッチリしたナンのようなパンに、肉と千切りのキャベツ&にんじんをサンド、 そこにマヨネーズ(と思しきドレッシング)とケチャップを豪快にかける! かなりのボリュームです。これで30p(≒120円)。やっす〜い! テントの下のテーブルでがっつきます。寒いロシアでは太陽の光線がありがたいほど暖かい! ぁあ、幸せ♥ お腹が満たされたところで、再び市場を目指して歩き出す。 百貨店の前にずらずら―ッと並んだテント、テント、テント。これが中央市場か。 衣類、文具、本、日用品、食料品、やっぱり何でもそろうミラクルプレイスです。 文具を売っているテントに、プーチン大統領が表紙のノートを発見。…か、かっこいい♥ しかし、露店の欠点、太陽光線で色褪せてしまっている。ショボン。 プーチンの他にもロシアのアイドルグループ(VIAGURAやt.A.Tuはあまり見かけず)や エミネムなんかもありました。でもやっぱ色褪せてる…売れるのか? ★州立美術館でビックリなものに出会う★ 市場をグルリとした後は州立美術館へ。 1階の展示室には日本と中国の美術品が展示されてました。 日本のものがあるなんてちょっとビックリ。 でもお約束の浮世絵は健在でした。広重の「東海道五三次」が2枚! うち1枚は下宿先から車で行ける距離の滋賀県は水口(道に迷って彷徨い込む所だった思い出アリ)。 こんな遠いところで身近なものに出会えるなんて、不思議な感動があります。 あと、日本史の教科書で見たよーな絵がありました。(本当に見たかどうかは記憶が曖昧) 明治時代のもので、日本近代史に華々しく登場する 大隈重信、山県有明 が描かれており、 「新皇居×××(以下判別不可能)」と記されていました。 なんでここにあるんだろう、と思いながら、ちょっと見入ってしまいました。 2階に上がるともっとステキビックリなものに遭遇! なんと尊敬&憧れのエカテリーナ2世の肖像画が!!! 部屋に堂々と飾られていて、こっちを向いて高貴に微笑んでいらっしゃる。 ちょっと男まさりなお顔で、最初見た一瞬は将校か何かかと思っちゃいましたが。 はぁぁぁぁ、ため息でちゃう。圧巻です。 他にはレーピンの描いた女性の絵、日露戦争の絵、漁師達の絵など、ロシアの人が活き活きと、 時には無残に描かれた物がとても印象的でした。 この極寒の大地で力強く生きるロシアの人々の姿に心奪われました。 ★マロージュナエ初体験★ マロージュナエというのは、ロシア語でアイスクリームのことです。 ハバロフスクでの日記に記したキオスクのようなお店で、マロージュナエのみを売っている店があって さすが種類も豊富! 中学の社会地理的分野で習ったのを今でも覚えてます。 ロシア人は寒くてもマロージュナエを食べる。 とても寒いのでイキナリ暖かいものを食べるのはお腹がビックリするので、 シャーベットなど冷たいものから、徐々に暖かいものを食べていき、最後にアツアツのものを。 フランス料理のコースは、このロシア式サーブを参考にして出来たそうです。 …うんちく語っちゃった。それはおいといて、サッパリした甘さでとっても美味しかったー! ★ロシア料理に舌鼓inレストラン★ 泊まったホテルの1階にはロシア料理のレストランがありました。今日の夕食はココに決定! オームリという川魚が名物と聞いたので、それにチャレンジ。 飲み物は「イルクーツカヤ」という炭酸ミネラルウォーターを。 ガス入りのミネラルウォーターはあまり馴染みないので不思議な味に感じました。 オームリは川魚とあって、鮎のような味でメチャウマ。鮎(の塩焼き)大好きだからお気に入り。 のび美のオーダーはボルシチ。美味しいんだけど、私ものび美もあんまり 沢山スメタナ(サワークリーム)はいらないや…ちょっとクドくなっちゃうから。 おなかイッパイ、幸せ。私たちの最高の贅沢でした。 ★お湯が出る幸せ★ ハバロフスクのホテルでは水しか出ず、シベ鉄ではもちろんシャワーはなく、 さすがに今日こそ熱いシャワーを浴びたいところ。ロシアだから、期待はできないよねー、 なんて蛇口をひねったらば、出ました、出ました!お湯がっ!!!!感動です! 4日間お風呂に入れず、ロシア人と同じ食べ物を食べていたせいか、 私の体、ロシア人と同じ臭いがする… ロシアの人の体臭って、結構鼻にクルんです。まさか自分も同じ臭いがするとは… 今日お湯が出る事によって、この臭いと頭の痒さともお別れです。ヨカッタ。 日常生活で、水もお湯も出るのは当たり前。お湯が出る事に感謝できました。 はぁぁ、サッパリ♥ =6th day 9/13= ★どきどきタクシー★ 今日はめちゃくちゃ早い起床。4時起きです。ね、眠い。さ、寒い。 昨日頼んでおいたタクシーが15分早く到着しました。(あやうくcall me taxiと言うところだった) サササっとチェックアウトを済ませ、タクシーに乗り込む。 しかし、このタクシー、「TAXI」の表示が無い。大丈夫?しかし他に足が無いのだ、仕方ない。 メーターらしきものが見当たらない。しかし他に足が…以下同文。 閑散とした道路をブッ飛ばす。目移りすら許さないくらいのスピードだけど、実は60km/h。 狼みたいな野良犬が出てきたり、人をひきそうになったりと、かなりスリリングなドライブ。 楽しかったけど、怖かったー。 無事に空港に着くことが出来ました。80p。ボラれててもそうでなくても、高いなー。 だってバスなら6pだもん。 お金を払った時に運ちゃんに「中国人かい?」と聞かれました。 やっぱこっちは中国人のほうが多いのかな。 ★イルクーツク空港でハプニング★ さて、空港の建物にはデデンとイルクーツクと書いてありました。 かなりタクシーを疑ってかかっていた私たちも、この文字に安心。 空港に入ってDEPARTURESを確認すると、…私たちの便が無い… え?え?どーゆーこと?ウロウロしても、それらしきものは無い。軽くセッパ詰まります。 そこで人のよさそうな夫婦に聞いてみることに。ロシア語で挨拶をして、聞いてみる。と、 「英語のほうがいいかしら」と、英語で案内してくれました。おおお! どうやら国内線と国際線ではターミナルどころか、建物が別々になってるんです。 国内線の建物はちょっとボロめ。(トイレで判断すると、よりボロさが分かります) 国際線は、きれいな建物で、トイレは国内線と違って洋式。 私たちの飛行機を確認できて安心だ、と思いきや、え?2時間ほど遅れるって? 大丈夫なのか、アエ●フロート!! まぁ、こんな事もあるわな、と自分を言い聞かせ、かなり待ってようやくチェックイン。 荷抜きされるという悪い噂のあるロシア、チェックインカウンターで ばりばりガムテープの音が。黒いごみ袋でバッグを包むプロまでスタンバイしてるし。すごい手さばき (私たちはチェックイン前に持ってきたガムテでリュックをグルグル巻きにしておいた) 結局予定より3時間遅れての離陸。ま、待ってました、この時を…(干からび気味) 機内サービスを受けてちょっと寝ると、すぐにモスクワ・シェレメチボ空港。 とても小さい機体だから?揺れる揺れる! 窓の外を見て見ると、ウィングが見えたと思ったら→下の景色が見える。 かーなーり揺れてますよ!大丈夫なのか、ア●ロフロート!! で、やっと着陸。ま、待ってました、この時を…(干からび気味) 二人仲良く軽〜く乗り物酔いしました。ぉぇ。 ★ホテル・イズマイロボ★ やっと着きました。長かったなー。ロシア1の都会とあって、一層気を引き締めなければっ。 バスに乗って地下鉄の駅へ。そこから地下鉄・メトロに乗って、ホテルの最寄駅へ。 出口を出るとドドーンとホテル・イズマイロボが!デカーイ! イズマイロボは団地のようなデカいホテル。アルファ棟からデルタ棟まであって、 大抵外国人はデルタ棟に泊まることになるらしい。私たちも例に漏れずデルタ。 ロシアのホテルでは始めてのカードキー、オートロックに興奮する私。 チェックインしてから外に出てみる。時間が時間なので、都心に出る事は出来ず、 ホテル周辺を散策することに。ホテルのすぐそこに遊園地のようなところを発見。 入場料はなんと10p。これは行かなきゃ、とダッシュ。そしたら、ここはみやげ市場だった。 ガイドブックで確認すると「ベルニサッシ」という土日限定のみやげ市場でした。ラッキィ★ マトリョーショカが目当てののび美の目が光る。 私もなにかステキグッズがないか、目が光る。疲れてしまうほどかなりウロウロしました。 ★ホテルでの過ごし方★ 1階にネットカフェがあるので早速行ってみた。メールが出来ると嬉しいなぁ。 テレビも見れるときに見ます。 番組の内容はサッパリ分からないのですが、CMが面白い。内容も大体想像つくしね。 何々、日本がアツイんかな?ジャパニーズなネタのCMが結構ありました。 サムライ(明らかにモンゴル系の人で、チョット違う)や芸子さん、相撲ネタ。 にしても、またもマトモにお湯が出ない! |
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